|
2002年10月18日(金)<夕刊>
三者三様 候補者の素顔
20日の投票日まであと2日と迫った高知市長選挙。近森正久さん(49)、松尾徹人さん(55)、中根佐知さん(46)の3候補は最終盤の戦いに全力を挙げている。県都の将来を一票に託すには、政策とは別に、その人柄も参考にしたいところ。そこで趣味や愛読書などを質問し3人の素顔に迫った。
好きな言葉・生活信条は、近森さんが祖父の書から引用した「始終一貫、あるがままに」。松尾さんは「春風を以(も)って人に接し、秋霜を以って自らを慎む」。中根さんは「挑戦せぬもの発達なし」と答えた。
尊敬する人は、松尾さんがもちろん「坂本龍馬」。中根さんは画家の「いわさきちひろ」。近森さんは「諸葛孔明」を挙げた。
長所・短所では、「くよくよしない」前向き姿勢が売りの中根さんだが、「物を捨てられない」ことに困惑。「経営力」に自信を持つ近森さんは、「面倒見が良すぎる」ことが欠点。松尾さんは「明るく優しい」一方で、「まじめすぎるかもしれない」と自己分析する。
趣味、特技で、経営者の近森さんは「即断即決でこなす仕事」と精力的な答え。土佐の伝統楽器「一絃琴」と渋い一面をのぞかせるのが松尾さん。中根さんは「ピアノ」で、演奏する曲は映画音楽などが好み。
「最近最も印象深かった出来事」を聞くと、松尾さんは現職として迎えたビッグイベント「よさこい高知国体」。中根さんは「ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんの無欲な姿勢」。近森さんにとっては「最愛の母を9月末に亡くしたこと」。
「無人島に一冊本を持っていくなら」との問いに、「ファーブル昆虫記」が外せないのは中根さん。近森さんは「百科事典」、松尾さんは迷わず「竜馬がゆく」を選んだ。
また、近森さんはストレス解消法も「仕事」。松尾さんは「家族だんらん」、中根さんは「よく眠ること」で心の疲れを癒やす。
高知市の風景で「五台山からの眺望」が最もお気に入りなのは松尾さん。中根さんは「高知城の北登り口のイチョウ並木」、近森さんは「まちのにぎわい」を一番好きな風景に挙げた。
|