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【8】
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香南5町村(野市町、赤岡町、香我美町、夜須町、吉川村)と安芸郡芸西村での町村合併や、陸上自衛隊普通科連隊とルネサステクノロジ高知事業所(旧三菱高知工場)2棟目の誘致などを課題とする香美郡香我美町。無投票で初当選を果たした別役朋之町長(51)に今後の町政について聞いた。
――4月に法定合併協議会が発足した。今後どのように話し合いを進めるか。
「枠組みに関しては異議はない。後はとにかく住民感情にしこりが残らないようにしたい。法定協では香我美町として言うべき事は言わせてもらうが、枠組み全体のことを大局的に考えていく」
――「香我美町としてこれだけは譲れない」という点は。
「老朽化した防災無線の補修、自治組織の存続、充実などを法定協で訴えていきたい」
――自衛隊やルネサス2棟目の誘致に関してはどう考えるか。
「どちらも税収面だけでなく、町の活性化や雇用の確保という面から重要。ぜひ早期に来てもらいたい。自衛隊は災害対策のためにも必要だ。県内外で誘致に名乗りを上げている自治体の中でも、香我美町が最適と考えている。現在の駐屯地ができて41年。積み重ねてきた歴史は大きく、住民の抵抗も少ないだろう。地理的条件からみても香我美町が好都合だ」
――住民自治活動の推進に意欲的だが。
「合併後、行政の目が細部まで届かなくなるかもしれない。それに備えるために、住民自治意識の向上は大切だ。昨年4月に地区まちづくり協議会を立ち上げたが、これからが本当の勝負。『自分たちでできることは自分たちで』という意識を住民の中に育てたい。町職員も自治活動に積極的に参加させる。住民を身近に感じ、普段の職務に生かしてほしい」
――どのようにまちづくりへの意識を高めていくのか。
「月に1回の協議会の会長会で積極的に情報を提供する。方針が決定してから知らせても意味がない。『こういうことを考えている』という段階で、情報を提供しなくては。それが意識の向上につながると考えている」
(おわり)
【写真】「合併に向け、住民自治活動の充実は大切」と語る別役新町長(香我美町役場)
(平成15年5月9日付朝刊掲載)
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