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基本姿勢
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【質問】
出馬の動機と抱負をお聞かせください。また、これだけはどうしてもやりたい、という公約を三つ挙げるとすれば何ですか。
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橋本大二郎(無所属・現)
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二期八年で将来の高知県に必要な種をまきました。中には芽が出たものもあります。これをきちんと育て上げるのが自分の責任だと思います。
高知県に芽ばえ始めた新しい流れを後もどりさせることはできません。足もとを見つめながら、これからも高知の顔として県民の皆さまのお役に立ちたいと思います。
最優先の公約三つは、あえてあげれば、二十一世紀に高知県が自立するための各分野での構造転換▽高知県の売り物は「人」だといえるような、地域と産業を支える「人」づくり▽県民の満足度を高めるため、常に自己変革し向上していく体質に県庁を変えていくための、行政システム改革です。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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現知事は、派手なパフォーマンスと中央志向の政治姿勢が強いため、地域経済への波及効果の小さい大型プロジェクトの推進には熱心でも、足腰の弱い地場産業を育成・強化することには消極的です。
県民の多くは、厳しい生活環境の中で、生きていくために汗して頑張っています。こうした県民に少しでも手を差しのべるのが行政と考え、「ぬくもりのある県政」を実現するために出馬を決意しました。
三つの公約としては、@子供の健やかな成長を保障するため、三歳児までの医療費無料化を行いますA西南空港の早期実現と高速道や県道の整備を図りますB男子若者の定着に結びつく県立高知女子大の男女共学化―を掲げます。
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県土ビジョン
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【質問】
県中央部への人口集中など、県土の均衡ある発展からみて、本県はさまざまな課題を抱えています。二十一世紀の県土はどうあるべきか、あなたのビジョンをお示しください。
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橋本大二郎(無所属・現)
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県民の皆さまがひとしく発展の成果を受けるためには、都市と中山間地域の農山漁村がそれぞれの特性を発揮して県全体が総合的に発展していくことが必要です。
そのため各地域がもつさまざまな要素を掘り起こし、それを環境や高齢化と健康といった時代のニーズと組み合わせながら、地域の皆さまと一緒に考えていけるような、県民参加型の振興策づくりを進めます。
その際には、これまで進めてきた情報ネットワーク整備が大きな威力を発揮しますが、あわせて県全体の交通ネットワーク整備も急ぎます。一方、全体の街づくりの支援とあわせて、市街地の空洞化を阻止します。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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これまでの地域づくりはイコール「経済開発」、とりわけ「企業誘致」が中心でしたが、これが地方の経済活性化には必ずしも結びついていません。なぜなら、企業誘致が発展途上型の誘致に頼りすぎたため、地域産業の育成や技術革新に結びつかず、地域経済への波及効果が生じなかったからです。
県域経済を活性化に導く県土づくりのためには、県民独自の価値観や将来への展望を定めた上で、本県特有の地理的個性を生かし、固有の資源を有効に活用することが必要です。
二十一世紀は地域の時代です。地域ごとの産業おこしと、生活基盤の整備をして、県内各地域で活性化が創出できるような県土づくりを目指します。
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基盤整備
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【質問】
県民の不満は依然として道路・交通網整備の遅れに集中しています。今後、社会資本整備に充てる財源が国、県ともに不安視される中、どのように基盤整備を進めますか。
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橋本大二郎(無所属・現)
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この八年間、交通基盤整備、中でも道路整備には特に力を入れてきました。その結果、平成四年までの五年間に七十三キロだった道路整備の延長をその後の五年間で百四十二キロと大きく進めました。今後も、財政の厳しい中ですが最大限の努力をします。
また、高速道路は平成二十年度の中村市までの開通をめざして、東部や阿南安芸自動車道とともに早期整備を促します。
あわせて、西南空港の整備や高知空港に乗り入れる鉄道の実現、さらには高知駅周辺の鉄道高架事業の早期完成に取り組みます。須崎や宿毛など港湾の整備や漁港の利活用も課題です。また、これらの整備にあたっては高齢化社会や環境に配慮していきます。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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日本海と太平洋が一本の道路で結ばれても、東部や西部の県民にとっては、高知空港の利用一つとっても、前泊や後泊を強いられるほど、本県の交通機能は依然として劣悪な環境下にあります。
特に交通網過疎の中村市以西の県民が、「西南空港」の開港を強く求めていますが、航空会社の誘致なども含めて、早期実現を図りたいと考えています。また東部から高知空港への高速道の接続や鉄道の整備を急ぐ必要があります。
こうした基盤整備を進めるためにも、持続可能な財政コストの削減と、企業経営の感覚を取り入れた科学的な政策形成のルールを確立することが必要です。
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中山間地域対策
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【質問】
県土の大半を占める中山間地域は過疎化、高齢化などで一段と厳しい状況に置かれています。活力を取り戻すための対策をお聞かせください。
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橋本大二郎(無所属・現)
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高知県の八〇%を占める中山間地域の振興なくして県勢の発展はありえません。そのため、都市にはない中山間の持つ魅力を最大限に引き出し、人が集う地域づくり、魅力のある産業おこし、U・Iターンの促進、働く女性も子育てをしやすい環境づくりなど地域が元気になる施策を、市町村と連携して支援していきます。
高知県が国に働きかけてきた中山間地域の農業への直接支払いが実現しました。この制度と相乗効果を発揮させる県のメニューをつくって、中山間地域の集落機能の強化に取り組みます。また、財政面での工夫は必要ですが、地域の特性をいかした一・五車線の活用など道路整備や公共の足の確保にも努めます。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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地方自治の主役は住民であり、住民と密接にかかわっている市町村です。これまでの地域おこしの事例をみても、住民自らが企画したものを行政が側面から支援して実行したものが、成功事例として残っています。
中山間地域の活性化を図るうえでも、住民の企画力、市町村の政策立案能力を高めることがカギになると思います。そのため、県政策総合研究所の見直しを行い、これを活用します。あわせて、中山間総合対策本部を復活させて、中山間地域の市町村を民活、政策両面から支援できるようにします。
過疎地域から要望の強い生活道整備についても、県単独事業費枠を確保します。
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福祉・高齢者対策
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【質問】
来年四月から介護保険制度が始まりますが、さまざまな不安があります。それへの対応のほか、障害者対策など福祉への取り組みをどう進めますか。
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橋本大二郎(無所属・現)
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高齢化が全国にさきがけて進む中で、お年寄りの健康と生きがい、介護の問題は切迫した課題です。地域の保健福祉と介護をあわせて面倒をみることのできる人材を育成して、地域で支え合う態勢を市町村と連携して築きます。特に介護保険では、ホームヘルプなど在宅介護サービスの量と質の充実を支援するほか、家族介護への現金支払いを実現させるよう努力します。
障害を持つ方に在宅勤務など働く場を確保するほか、交流の場づくりを進めます。また、子供が健やかに育つ環境をつくるため、子育てのプログラムを盛り込んだ子供の権利を守る条例の制定や、多様な保育サービスの提供、さらには医療環境の整備をはかります。 |
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所谷 孝夫(無所属・新)
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「介護の社会化」を実現するため創設された介護保険制度そのものは、これまで家族にだけ大きな負担を強いていた介護を、地域社会全体で支え合い、家族の負担を軽減できる点で、介護の問題を一歩も二歩も前進させた制度と考えます。
ただ高齢化が加速度的に進行する中では、介護を必要としない高齢者づくりの方が大切で、少なくとも六十五歳以上の半数以上を健康な状態に保つことが急務です。そのためには、三十五歳以上の県民すべてに成人病検診を義務付けることを条例化するくらいのシステムが必要です。
障害者を含め、要介護者をどれだけ支えられるかは、健康な高齢者をどれだけつくれるかにかかっています。
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経済活性化
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【質問】
厳しい雇用情勢が続いていますが、若者の定住を進めるためにも二次産業の振興が欠かせません。地場産業の育成や企業誘致にどう取り組みますか。
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橋本大二郎(無所属・現)
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不況対策は急務ですので、これまでも無担保融資など、県内企業への支援に努めてきました。さらに製造業には産業振興センターを核として技術開発から人材、資金面に至る総合的な支援をします。また、高知工科大学との連携で新たな産業おこしやベンチャー企業支援を進めながら、知事自らによる企業誘致や、海洋深層水の利活用を進めます。
今後も建設関連の分野で、投資の効果が県内に波及するよう工夫するなど、県内経済の活力に配慮します。一方、交通基盤の整備をうけて観光産業の振興に力を入れます。あわせて高校生対象の企業説明会の開催や商店街、流通業の活性化など雇用の確保にも努力します。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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地方分権がさらに推進されると、地域間の経済競争、つまり技術競争は一段と激しくなることが予想されますので、地場産業がつくり出す高知の製品を、日本一、世界一のものにする高度な技術を練磨できる高度技術者の持続した確保が必要となります。
そのためには、本県の高校卒業者を県内外の理工系大学に「国内留学」させ、留学中の全学費を奨学金として貸与し、県内企業に就職した者については返還を免除するといった施策が必要です。
本来なら県外に流出してしまう本県の優秀な頭脳を、本県が確保することが可能となり、本県の地域産業の育成・強化に大きな効果があげられると思います。
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農林漁業振興
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【質問】
輸入の増加や価格低迷など、農林水産業を取り巻く環境はますます厳しさを増しています。本県の基幹産業である農業をはじめ、一次産業をどのように振興させますか。
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橋本大二郎(無所属・現)
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農林水産業は高知県の重要な産業の柱ですので、一層の施策の充実に努めます。農家一人当たり四国一の予算である農業では、好評のレンタルハウス事業の継続や中古ハウスへの拡大もはかります。また近県で最も多い新規就農者への対策を充実させるほか、中山間地域の農産物の新たな流通の開拓に取り組みます。林業では所有者の合意を得て、経済効果が期待できる区域での林道整備を効果的に進めます。また公共工事への木材の活用や、木材を消費地に直販する仕組みづくりを支援します。水産業では、中層型浮き魚礁の設置や通信衛星を活用した海況情報の提供などによって生産性の向上を図るほか、蓄養技術や輸送面での先進技術の導入を支援します。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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食料・農業・農村基本法に基づく農業振興に向けて、農業生産を担う多様な人づくり、生産基盤の整備など、具体的な施策を充実します。生産者と消費者がともに手を携えて生きる「共生」を基本にした地域づくりを目指します。
崩壊の危機にひんしている「山」を、林業・環境・公益的機能を守る観点から、間伐などに思い切った投資を行います。沿岸漁業の振興に努め、漁場整備や栽培漁業に力を入れ、資源管理型漁業を進めます。
また、一次産業の発展には二次産業や三次産業との連携も不可欠です。地域生活そのものを資源と考え、流通・販売も含めた営農・漁業システムや長期体験型観光の拡充など、新しい試みも実施します。
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教育・文化
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【質問】
二十一世紀の県勢発展のためには、やはり人づくりが基本です。不登校などの課題を抱える教育の改革、文化の振興などについてお考えをお聞かせください。
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橋本大二郎(無所属・現)
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二十一世紀に、「高知の自慢は人材だ」といえるような県にするため、子供たちの心豊かな成長を支援します。この一環として、子育ての悩みに応じる相談態勢の充実や子供たちの体験・チャレンジ活動への支援を強めます。また「土佐の教育改革」を一層推進することで、一人ひとりの個性を伸ばす教育を進めます。この中で個々の到達度を明確にした教育の実践や特色ある学校づくり、環境教育と学校の情報化や地域開放など、時代を先取りした多様性のある教育をめざします。
また、美術作品の巡回展を開くなど、質の高い芸術文化にふれる機会を増やすほか、住民の文化活動支援などを通じて、高知の文化の向上をめざします。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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「介護の社会化」にみられるように二十一世紀の社会は、地域住民が協力して魅力のある地域づくりを創出していくことが求められます。したがってこれからの教育は、こうした地域の時代をにらんだ、地域発展につながる教育でなければなりません。同時に、地域が育てた有能な人材を、他県に流出させない手だても必要です。
また、少子化、核家族化が進行する中では、「不登校」生は増えることはあっても減ることはないと思います。これもまた地域社会の抱える問題として対策に取り組みます。
知育偏重の教育でなく、高知の風土を生かした、人間としてのあり方を求める教育を重視します。
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環境対策
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【質問】
二十一世紀は「環境の世紀」とも言われます。本県の豊かな自然の保全や開発との調和、さらに廃棄物対策などにどう取り組みますか。
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橋本大二郎(無所属・現)
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高知の恵まれた自然や資源を、生活や産業に生かしていきます。そのため、豊かな自然環境を建物のない博物館にみたて、自然を学ぶ場を提供するフィールド(エコ)ミュージアムを推進します。また、地域が主体的に循環型の社会をつくる取り組みを支援します。一方、環境は守るだけでなく、磨くことも大事です。私たちの目にする風景や耳にする音など、日常の暮らしで感じる環境をより良いものにしていく五感に優しいまちづくりを基本に、環境に優しい住宅団地の建設などを支援します。環境産業を特色ある産業として育てるほか、公共事業などで自然に優しい土木工法を導入します。エコサイクルセンターは地元の理解を得て整備に取り組みます。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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山林や田畑の公益的機能を維持していくために市町村と協力し、モデル地域を決めて共同管理を模索します。特に生産活動に対するデカップリング制度は有効であり、十二年度実施の直接支払制度の拡充を図ります。
林業白書は、森林の環境保全は森林の所有者だけでは担い手不足と高齢化で困難なため、森林の整備に地域住民や市民グループが参加して手助けをすることを呼びかけています。「森林整備隊」のようなボランティア組織を整備する必要があります。
また、人が自然から取り出し、利用済みとなった廃棄物を、自然に正しく還元するエコサイクルシステムづくりも、自然を守る上で必要だと考えます。
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防災対策
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【質問】
昨年の高知豪雨で大きな被害が出るなど、防災対策の緊急性が高まっています。ハード、ソフト両面での整備をどのように進めますか。
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橋本大二郎(無所属・現)
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台風や将来の南海大地震など災害に備えた態勢の整備が必要です。昨年の集中豪雨での被災地域の安全確保を第一に考え、国分川と舟入川の災害復旧工事は十四年度末には完成させます。新川川の災害復旧と改良工事も早期完成をめざします。さらに、高知市の久万川と紅水川の早期改修に全力を挙げます。ソフト面では、地域住民の知恵と参加による災害危険地図づくりのほか、だれでも危険の度合いがわかるように防災標識を橋や堤防につけます。あわせて、海辺では地震時の津波を想定した避難場所と経路を明らかにします。また自主防災組織を育てるほか、災害時に一人暮らしのお年寄りなど災害弱者の安否連絡を確認する仕組みづくりを検討します。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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近い将来、発生が心配されている南海大地震に向けての防災対策を立てる必要があります。災害時のバイパス道路の建設に努めます。特に県東部では国道55号がストップすると、交通がマヒしてしまいます。バイパス道を造るよう国などに働きかけます。
全市町村にヘリポートを造って災害に備えます。
災害を未然に防ぐための体制づくりのために、増水や山崩れなどの恐れのある危険地域に無線カメラを設置するなど、本格的な防災システムを研究します。また、県庁内に防災総合情報システムの整備を急ぎます。
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行財政改革
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【質問】
財源調整のための基金が十四年度には底をつくなど、本県の財政は一段と深刻さを増しています。財政再建、行政改革などについての考えをお聞かせください。
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橋本大二郎(無所属・現)
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県庁は県民の皆さんへのサービス業だという考え方で、「お役所」の意識改革を進めてきました。従来の行政改革とともに、新しい体質づくりをめざす行政システム改革に取り組む中で、県で開発した民間企業なみの行政経営品質向上システムの定着に努めます。
一方、財政面では、国の景気対策に従って積極的な予算を組んできた結果、道路などインフラ整備は大きく進みました。しかし、ここにきて以前の水準に戻さないといけない時期になりました。県経済への悪影響を最小限に抑えながら、県民の皆さまに理解していただけるような財政構造改革を進めます。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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高知県は公経済に大きく依存してきました。このため目いっぱいの県債を起こすなどして、社会資本の整備や大型プロジェクトに取り組んできています。
財政再建には、積極投資(アクセル)と歳出削減(ブレーキ)を交互にふむような運営を改め、行政改革と合わせて相乗的な効果をあげていきます。
今後、工科大学も維持に大変な補助が必要となるなら、完全な民間移行も視野に入れていかなければなりません。民間活力を積極的に活用したシステムづくりに取り組み、将来の税金のかん養も図っていきます。また、経常経費を抑えるため、県庁組織を思い切って再編し、少ない費用でより効率の上がる体制にしていかなければなりません。
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県庁の在り方
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【質問】
不祥事の続発など、組織としての県庁が問われています。県内最大の組織体ともいえる県庁は、また県職員はどうあるべきか、お考えをお聞かせください。
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橋本大二郎(無所属・現)
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県民の皆さまに信頼される県庁であるために、職員のより一層の意識改革をはかります。また、県庁を時代に合わせて常に自己改革し、向上していく体質に変えていきます。改革の基本は、何より「県民の皆さまの満足」に基盤を置く組織経営です。徹底した情報の公開と共有のもと、県民参加型の行政の一層の推進を図ります。あわせて、それぞれの部署の役割と責任が明確で、外からもわかりやすい、費用対効果の経営感覚を持った県庁づくりを、職員との対話と強力なリーダーシップのもと進めます。また、倫理条例の制定や研修の抜本的改革などによって、チャレンジ精神や企画力と倫理観とを併せもった見識の高い職員を養成します。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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不祥事の背景には、チェック機能の甘さや綱紀の緩みがありました。チェック機能を強化し、やってはいけないことはしないという当たり前の原則を確立する必要があります。
「公開」を原則とし、より情報公開に努めていきます。また、市町村との連携を密にし、県民の皆さまが気軽に県庁を訪ね、相談のできるような温かみのある県庁づくりに取り組みます。
民間の発想で県政を運営するため副知事を二人制にし、県出資の団体の長に民間人の登用を図ります。
県職員には、プライドと自信を持って仕事をするよう呼びかけたいと思います。
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地方分権
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【質問】
地方分権整備法が成立し、地方分権が具体的に進もうとしています。国が取り組みを強めている市町村合併も含め、考えをお聞かせください。
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橋本大二郎(無所属・現)
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地方分権は、地方が主体的に特色ある自立可能な地域づくりを進めるうえで、大きなチャンスです。しかし、“自己決定”の裏返しとして“自己責任”が求められるため、地域を預かるリーダーには、将来を見通す判断力と地域を元気にする戦略の立案力が今以上に問われると考えています。人の交流や派遣の拡大、現場事務所や市町村への権限移譲など、県として最大限の支援をします。また、広域行政は今後避けて通れない課題ですが、市町村合併は、中山間地域の小規模な町村が多い高知県では、住民の生活の視点に立って、長所と短所を具体的に整理する必要があります。少なくとも国からのおしつけで進めるべきではありません。
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所谷 孝夫(無所属・新)
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地方分権は、地方自治体がより主体的に、そして独自の政策を進めていけるよう、もっと権限を広げていただきたいと思っています。
しかし、自主財源の少ない県をはじめ市町村にとっては、国からの財源措置がどのようになるのか、心配するところです。
市町村の合併は、人口が減少するなかで、住民サービスの確保といった点からも、検討されなければなりません。
しかし、合併の規模や時期などについては、十分住民の理解が得られることが、前提となります。
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