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四国比例 石田さん歓喜の返り咲き
「おお、やったぞ!」「よっし、待ったかいあった」――。四国ブロック比例代表で再起を懸けた公明党の石田祝稔さんが念願の返り咲きを果たした。苦節7年。待ちに待った吉報に、高知市桟橋通4丁目の党県本部は、歓喜の声が響き渡った。
中選挙区時代の平成2年に党公認で初当選。2期にわたって社会福祉などに力を注ぎ、羽田内閣では大蔵政務次官も務めた。
ところが、8年の総選挙から衆院は小選挙区比例代表並立制に移行。高知1区に新進党から出馬したが、共産党の山原健二郎さんに激戦の末、敗れた。
12年の総選挙は与党・公明党から出馬。高知1区は自公協力が実現せず、自民が独自候補を擁立する中、善戦したが無念の涙をのんだ。
しかし、国政への情熱は失わなかった。比例選出だった同党の遠藤和良さん(徳島)が引退したことを受け、今回は比例単独候補で名簿1位となり、自公協力態勢が敷かれたことも追い風となった。
個人の名前は名乗れない比例代表の選挙運動。政治家として再起を目指す身にとって戸惑いは大きかった。一方で、広い選挙区に飛び出し、見えてきたものもあった。
「過去2回の選挙は高知市内で戦ったが、今回は県内を久々に隅々まで回った。各地の方々と対話し、地域の変化も肌で感じることができた。特に少子高齢化、過疎化は一層深刻になっていた。政治に期待されているもの、政治でしか救えないものを再認識できた」
待ちに待った当確は午後11時18分。党県本部は歓声と拍手の渦がどっとわき起こった。
興奮をぐっと抑えるようにあいさつに立った石田さんは「ライフワークの社会保障制度づくりは待ったなしの状況。四国、高知の皆さんのために頑張りたい」と熱く語り、支援者と何度も握手を繰り返した。
【写真】返り咲きを果たし、万歳三唱で支持者と喜び合う石田さん(高知市桟橋通4丁目)
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