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99年4月23日(金)<朝刊>
県内3市議選終盤情勢
「'99統一地方選・高知」の後半戦は、二十五日の投票日まであと二日に迫った。町村長、町村議選に先立ち十八日から選挙戦に突入している高知、室戸、宿毛の三市議選の終盤情勢は、いずれも少数精鋭による戦いとなり当落線上は混戦の様相。このうち県都・高知市(定数四十)は、総体的に現職優位の情勢ながら、当選圏内に入ったとみられる上位グループを除けば、二十人前後が当落線上にひしめく予断を許さない戦況となっている。
高知市議選の立候補者は現職三十一人、前職一人、新人十七人で、昭和五十八年、平成三年と並んで史上最少の四十九人。五十七人が乱立した前回より候補者は八人減り、逆に有権者は約一万人増えている。
こうした事情から、各陣営の予測する「安全圏」は前回の最下位当選ライン(約一千八百票)から上昇して二千二百票前後。各陣営は、街頭アピールや電話作戦などで最後の票の積み上げに懸命で、激しい一票争奪戦が展開されている。
総合的に情勢を分析すると、争点の乏しさなどから現職勢が優位な戦いを展開。一部の新人も含め二十数人が当選圏入りしたとみられる。ただ終盤にきて勢いを増す前職、新人の陣営もあり、票が固定化し、目減りして上積み要素に乏しい現職組を加えた大混戦のまま、下位グループは投票日までもつれ込みそうな情勢だ。
一方、室戸市(定数二十)は二十三人が混戦状態。現職数人と複数の有力新人が抜け出している以外は、当選ライン上にひしめく構図が続いている。宿毛市(定数二十)は、粒ぞろいの二十三人。前回の下位当選組や新人の多くは混戦模様で、当選ラインの五百票以上を目指してしのぎを削っている。
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