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'99統一地方選    市町村長・議員選

99年4月19日(月)<朝刊>

統一地方選後半戦 県内まず3市議選告示

 「'99統一地方選・高知」の後半戦は十八日、高知、室戸、宿毛の三市議会議員選挙が告示され、一週間の激しい選挙戦の火ぶたを切った。立候補の受け付けは三市とも午前八時半から行われ、高知市(定数四十)は四十九人、室戸市(同二十)は二十三人、宿毛市(同)も二十三人のそれぞれ予想された顔触れが届け出。同日午後五時で締め切られ、いずれも少数激戦の構図が確定した。三市議選とも際立った争点は少ないが、県土の高度開放化と地方分権時代を背景に、二十一世紀への地域づくりに向けて、各市議会がどんな構成になるか注目される。二十日告示の町村長・町村議会議員選挙とともに二十五日に投・開票される。

 <高知市> 激戦必至 史上最少タイの49人

 立候補の受け付けは、本町三丁目のRKCホールで行われ、予想された四十九人が早々と立候補を届け出た。四十九人の出馬は、史上最少だった昭和五十八年と平成三年(いずれも定数は四十四)と同数。

【高知市議選=定数40】
 前 
公 明 8(1) 7(1)  
共 産 8(3) 4(2)   4(1)
自 民 5(1) 4(1)  
社 民    
民 主  
新社会    
無所属 20(2) 10(2)
49(7) 31(4) 17(3)
【注】( )内は女性候補者。
 立候補者の内訳は現職三十一人、前職一人、新人十七人。党派別では公明、共産が各八、自民五、社民四、民主三、新社会一、無所属二十人。女性は過去最多の七人。

 立候補の受け付け事務は、四十五分余りでスムーズに完了。市内各地の各事務所前では、選挙道具の到着とともに候補者が雨天をついて第一声を上げ、詰め掛けた支持者の拍手の中、選挙カーで街頭に飛び出した。

 十七日現在の選挙人名簿登録者数は二十五万六千二百七十人(男十一万七千二百六十五人、女十三万九千五人)。

 <室戸市> 予想された23人の争い

 立候補の受け付けは市役所二階会議室で行われ、予想された二十三人が届け出た。

【室戸市議選=定数20】
 元 
共 産 1(1) 1(1)    
公 明 1(1)     1(1)
無所属 21 16
23(2) 17(1) 5(1)
【注】( )内は女性候補者。
 立候補者の内訳は現職十七人、元職一人、新人五人で女性は二人。党派別では共産一人、公明一人、無所属二十一人。

 各陣営は午前十時までに立候補の手続きを済ませると、地元に戻って出陣式。台風を思わせるような風雨の中、さっそく選挙カーで市内全域へ繰り出し、立候補のあいさつに回った。

 十七日現在の選挙人名簿登録者数は一万七千三百十三人(男八千四十八人、女九千二百六十五人)。

 <宿毛市> こちらも23人 新旧入り乱れての激戦に

 立候補の受け付けは市役所三階会議室で行われ、予想された二十三人が届け出を済ませた。

【宿毛市議選=定数20】
 元 
自 民    
共 産    
公 明    
社 民    
無所属 13(3) 6(1) 6(2)
23(3) 15(1) 7(1)
【注】( )内は女性候補者。
 立候補者の内訳は現職十五人、元職一人、新人七人で女性は三人。党派別では自民六人、共産二人、公明一人、社民一人、無所属が十三人となっている。今回は有力な新人候補も多く、議会内の世代交代を焦点に、新旧入り乱れての激戦が予想される。

 十七日現在の選挙人名簿登録者数は一万九千九百六十六人(男九千二百十三人、女一万七百五十三人)。


再び舌戦スタート 初日からアクセル全開

 春雨の中、再び熱い訴えが土佐路を駆け抜けた―。「'99統一地方選・高知」の後半戦が十六日、高知、宿毛、室戸の三市議選の告示で幕を開けた。有権者にとっても身近な選挙だけに、どの地域も「お願い」の連呼で一気にヒートアップ。「何とぞ一票を!」「よろしくご支援を!!」。各候補とも二十五日の「バンザイ」を目指し、舌戦のアクセルをぐいっと踏み込んだ。

アーケード街で「頑張ります!」。短期決戦の火ぶたが切られた(高知市帯屋町1丁目)  高知市議選には定数四十に対して四十九人が立候補。前回より八人少ないものの、当落線上に多くの候補がひしめいているといわれ、大混戦は必至の状勢だ。

 舌戦の火ぶたは春雨の中、切って落とされた。各陣営は午前八時半から同市本町三丁目のRKCホールで立候補の届け出を済ませ、九時前後から各地でさみだれ式に出陣式。激戦地区では、互いの事務所が店舗三軒を隔てただけという所も。第一声から舌戦に火花を散らせた。

 雨の中、現職候補が「水害や災害で財産を失うことのないような街づくりを」「市民が元気な高知市を。再び市政に」と熱っぽく訴えれば、ある新人候補は「一週間後の勝利のため、一人ひとりが支援の輪を広げて」と草の根の運動をアピール。軽いフットワークで選挙カーに乗り込み、まず地元で支持を呼び掛けた。

 午後になると、多くの候補が市中心部に続々と集結した。ゴールはすぐそこの短期決戦。日曜市での訴えも最初で最後とあって、マイクを握る手にも力がこもる。

 雨かっぱ姿で“自転車遊説”に繰り出したり、アーケード街などで「この街が好きです!」と熱弁を振るう姿も。商店主や買い物客と握手を重ねたり、ハンドマイク片手に街を練り歩くなど、初日からそれぞれに熱っぽい戦いを展開した。

 【写真】アーケード街で「頑張ります!」。短期決戦の火ぶたが切られた(高知市帯屋町1丁目)


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