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援軍結集 県都で火花
3連休中日となった23日の選挙サンデー。’03県知事選の橋本大二郎(56)、松尾徹人(56)の両候補は高知市街地でともに“ふれあい戦術”を繰り広げた。県外から複数の著名応援弁士の協力を受けて「改革派知事」をアピールした橋本陣営に対し、松尾陣営は支援各党の県幹部らが参集して厚い布陣を見せつつ「県政の変革」を強調。同日告示された高知市長選の3候補ともまみえながら、買い物客らでにぎわう県都中心部で票の大争奪戦を展開した。
【写真】県政の行方を、大切な1票を、どちらに託すか。演説に聞き入る顔、顔…(高知市内)
橋本陣営 長野県知事ら “改革派”もり立て
橋本陣営は高知市の高知大丸前で3時間20分にわたるリレー演説会を開催。来援の「改革派知事」2人が「橋本さんの改革は私たちの見本」と力説し、野中広務・元自民党幹事長は「彼がいるから高知が光ってきた」と聴衆に呼び掛けた。
演説会は午後1時前にスタート。宮城県の浅野史郎知事は「全国47知事の中でも輝ける改革の星。縁もゆかりもない高知に飛び込み、しがらみを断ち切る県政を進めている」と先陣。長野県の田中康夫知事は「声の大きい一部の仲良しクラブにとってうまみのあることが、長野でも行われてきた。橋本さんと県民の12年間の軌跡を否定しているのは、そんな仲良しクラブの復活を望む方々だ」と訴えた。
橋本さんは午後3時ごろ、野中元幹事長とともに登場。「今回の選挙に至る経過を見たり聞いたりした草の根の方々が、何かおかしい、このままだと古い昔の高知に戻ってしまうという不安を感じて、むくむくと起きてきた。心強いことです」と手応えを強調。拍手と激励の中、歩いて日曜市へと分け入った。
松尾陣営 各政党幹部ら 幅広い陣立て強調
松尾陣営は午前中から追手筋の日曜市や中央公園で握手戦術を展開。自民、公明両党の国会議員、民主、社民、新社会各党の県幹部らが勢ぞろいして練り歩き、陣立ての幅広さを印象付けた。
高知市長選の告示とも重なり、松尾さんは自らの後継に推す候補の出陣式にも朝一番で参加。日曜市ではその対立候補とも相次いで鉢合わせしたが、「お互い頑張りましょう」と握手。運動員らは用意した約4000枚の法定ビラを懸命に買い物客らに配った。
日曜市での街頭演説会では、応援弁士が「この地方の時代、松尾さんこそが高知を発展させるノウハウと実績を持っている」「いま高知県に必要なキーワードは信頼と協調。それができるのが松尾さんだ」などと次々に熱いエール。
マイクを受けた松尾さんは「いろんな政策が展開されながら、本当に高知県のためになってきたんでしょうか」と問い掛け、「この9年間県政を見て、本当に市町村との対話が少ない。県議会などとの信頼関係がない」と、政治手法の「変革」を力強く訴えた。
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