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3氏 支持拡大に懸命 告示まで1週間
松尾徹人前市長の辞職に伴う高知市長選挙は23日(30日投開票)の告示まで1週間に迫った。立候補を予定しているのは、いずれも無所属新人で、食材卸会社社長の岡内啓明(55)、前市産業振興部副部長の岡崎誠也(50)=民主、社民推薦、元毎日新聞社高知支局記者の関谷徳(42)の3氏(五十音順)。県都の新リーダーを決める重要な選挙ながら、現状では投票日が重なる県知事選に埋没気味で、各陣営は支持拡大と選挙ムードの盛り上げに懸命だ。
「ポスト松尾」へいち早く手を挙げた岡内氏は、「民間人の感性で行政経営に当たる」とアピール。会社経営でつながりのある食品や流通業界などに加え、女性の「草の根」グループが支援の輪を広げており、11日の総決起大会で弾みをつけた。
「安定した市政の継続を」と訴える岡崎氏は、政党や団体の幅広い推薦を得て、短期決戦へ「組織力」をフル活用する構え。市内各地の商店街や支援市議の支持者回りを精力的にこなしており、11日には松尾前市長も出席した総決起大会を開いた。
一方、関谷氏は「取材で培った経験を市政に生かしたい」と休職し、12日に出馬を表明。政党や団体に推薦願を出す考えはなく、特定の足場を持たない戦いだが、取材活動で知り合った市民などを頼りに、事務所開きや政策発表の準備を急いでいる。
現時点ではほかに出馬の動きはなく、三つどもえとなる公算が大きい。ただ、選挙ムードは「知事選に埋没して極めて低調」が各陣営の一致した見方。“ダブル選挙”という特殊事情から、投票率は知事選と連動するため、政策や人柄が浸透しないままの市長選を危ぐする声も出ている。
県内の各政党は民主党県連、社民党県連合が既に岡崎氏推薦を決定。岡崎陣営は自民党県連に対しても推薦を求めており、さらに公明党県本部にも推薦願を提出する予定。共産党県委員会は「責任ある対応を検討している」(浦田宣昭委員長)としているが、独自候補の擁立は厳しいとみられる。
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