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市民主体の市政を 岡内氏が政策発表
23日告示、30日投開票の高知市長選に出馬表明している無所属の新人で食材卸会社社長、岡内啓明氏(55)は11日、自治基本条例の制定や民間の感性を生かした行政経営などを盛り込んだ政策を発表した。同市の三翠園で記者会見し、「市民の幸せがただ一つの目的。官民の壁を取り払い、市民主体の市政運営に力を尽くし、高知市を世界に輝く都市にしたい」と述べた。
政策は(1)市民主体の高知(まち)づくり(2)高知の素材を生かした取り組み(3)民間の感性での行政経営(4)輝く都市への基盤づくり―を柱に、体系別にまとめている。
市民主体のまちづくりでは、ボランティアやNPOと行政が協働する指針を策定。市民と行政が英知を結集し、知識の集積を高めるシンクタンク「まちづくり研究所」、地域の人材を育成するコーディネーターの設置などを盛り込んだ。
その中で岡内氏は「分権社会を踏まえ、公共の理念の確立や市民の主体性を制度的に保障する『自治基本条例』の制定に取り組む」と述べ、同条例を「自治体の憲法として位置付けたい」と意欲を示した。
また、日曜市や豊かな自然、食材などの観光・地域資源を生かした産業の振興や県内市町村とのネットワークづくりにも取り組み、「漫画やよさこい祭りなど土佐の文化を世界に発信する『よさこい特使』を創設したい」と強調した。
内政面では、民間企業の会計手法や研修制度の導入、外部委託による行政のスリム化などを重点化。経営者としての経験を踏まえ、「行政の中身に精通しているかどうかは二次的な問題。これまでの行政はベターな選択をしてきたが、ベストの選択をスピードを上げてやっていく時代。まずは職員の能力を最大限に引き出し士気を高めたい」と述べた。
このほか都市の基盤整備には、中心部のにぎわい創造や循環型都市の形成、南海地震対策などを挙げた。
高知市長選に向け、岡内啓明氏が11日に発表した政策の要旨は次の通り。
【市民主体の高知(まち)づくり】(1)自主自立の自治体=自治基本条例制定▽透明性の高い市政運営▽ボランティアやNPOなどとの協働指針策定▽まちづくりコーディネーターの設置(2)市民と行政の英知を結集する仕組み=シンクタンク・まちづくり研究所の設置(3)市民本位の行政サービス=いつでもサービス運動の展開
【素晴らしい素材を生かす】(1)豊かな自然=豊かな生活空間の創出▽地域資源を活用した産業活性化・雇用の拡大(2)よさこい、日曜市などの独自文化=県内市町村と「風土ネットワーク」構築(3)自由、創造、壮大な土佐人の心=土佐人らしさを育(はぐく)む教育プラン▽土佐の文化を世界に発信する「よさこい特使」創設▽歴史と偉人の掘り起こし
【民間人の感性で行政経営】(1)素早く正確な決断=行政情報と機構を再編する組織改革▽企業会計手法の導入▽政策や事業を評価する仕組み▽行政のスリム化(2)職員の能力を最大限に引き出す=職員の心に語り掛け士気を向上▽人事・研修制度の抜本的改革(3)行財政改革=改革プランの策定・推進▽情報化の推進
【豊かな市民生活と輝く都市の基盤づくり】(1)子どもが夢を持ち生きていけるまち=小中学校の土曜日社会教育プログラム▽誰もが行きたくなる学校づくり(2)育児環境の整備など子育て安心運動の展開=働く時間に合わせた保育(3)高齢者や障害者の生きがいづくり=寝たきりゼロ▽バリアフリーのまちづくり(4)にぎわいの都市空間の創造=人の集まる拠点を結ぶ「にぎわいネットワーク」構築(5)環境負荷の少ない循環型都市=リサイクルを推進する仕組み▽新・省エネルギーの積極的な推進▽都市緑化(6)耐震や津波対策など南海地震対策の早急な推進=着実な地震対策▽全市自主防災化▽危機管理体制の総合的な見直し(7)市町村合併によるまちづくり=合併を前提にした新・総合計画の策定▽合併を契機とする新ビジネス興し▽自然資源の広域的活用
ベスト尽くす市政に 岡内陣営・総決起大会
23日告示の高知市長選挙に立候補を予定している無所属新人の食材卸会社社長、岡内啓明氏(55)の総決起大会が11日、同市の三翠園で開かれ、支持者が「経営感覚を持ったリーダーを誕生させよう」と気勢を上げた。
西岡啓二郎後援会長は「岡内さんのバイタリティーは一介の会社経営にとどまらない。民間人の新鮮な感性を持った彼に、市民主体の高知づくりを託してほしい」と呼び掛けた。
県内外の経営者仲間や女性グループの代表、友人らが次々とマイクを握り、「経営の手法で市政に臨んでほしい」「岡内さんなら、熱い情熱で市民を引っ張れる」などとエールを送った。
大きな拍手を浴びて登壇した岡内氏は「市政の目的はただ一つ、市民の幸せを追求することだ。市政と市民の間にある壁を取り払い、市役所と市民が一体となった市政を目指す」と力強く決意を表明。
さらに「世界に輝く都市をつくりたい。高知市には人、自然、よさこい祭り、日曜市など素晴らしい素材がある」と強調し、「今までの行政はベターな選択の積み重ね。私はベストを尽くす市政で明日を切り開きたい」と締めくくった。
【写真】大勢の支持者が結集した岡内陣営の総決起大会(高知市の三翠園)
安定した市政継続を 岡崎陣営・総決起大会
高知市長選挙に出馬表明している無所属新人で前市産業振興部副部長の岡崎誠也氏(50)を励ます総決起大会が11日、市文化プラザ「かるぽーと」で開かれ、支援者らが「安定した市政を継続させよう」と必勝を誓った。
冒頭、早川紀夫後援会長が「会派を超えた議員や同僚からも、岡崎氏を応援する熱い声が上がっている。皆さんの手で支援の輪をさらに広げよう」とあいさつ。
続いて松尾徹人前市長が「(市長候補に)いい人を選んだと実感している。市政の根本の大きな課題は財政運営。財政通で行政手腕、実行力、先見性のある岡崎氏以外に、託せる人物はいない」と激励した。
岡崎氏は「松尾前市長の要請を3度断ったが、最終的に、自分が断れば市政の発展は一体どうなるだろうかという思いで決意した」と出馬の経緯を説明。
「28年間の市役所での経験、知恵を生かして市政を運営することは、私に課せられた使命だ。行政の一番の基本は継続性と安定性。松尾市政の重点施策は継承しながら見直すべきものは見直し、市民の暮らしに視点を置いて高知市の一層の発展に尽くしたい」と決意を述べた。
【写真】支持者が必勝を誓った岡崎陣営の総決起大会(高知市の「かるぽーと」)
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