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政権公約対決に審判 衆院選きょう投開票
第43回衆院選挙は9日投票、即日開票される。10日未明に大勢が判明、小選挙区300と比例代表180(全国11ブロック)の計480議席が10日午前3時すぎに確定する。自民、公明、保守新の3党連立政権の継続か、民主党中心の新たな政権に道が開かれるのか。「政権選択」を最大の争点に、景気対策や社会保障政策などマニフェスト(政権公約)を掲げた各党に有権者の審判が下る。
高知1、2、3区の各小選挙区と四国ブロック比例代表(定数6)の投票は、9日午前7時から高知市など6市町村で午後8時まで(その他市町村は一部の投票所を除き1―4時間繰り上げ)、県内53市町村の計984投票所で行われる。即日開票で宿毛市、安芸郡馬路村など31市町村の午後8時を皮切りに市部でも順次始まり、高知市などは9時半からスタートする。1議席を争う各小選挙区は、午後11時半までには大勢が判明する見通しだ。
四国比例で戦う本県候補は1、2、3区との重複立候補者7人と自民、公明、共産各1人の単独候補。最終の6議席目が確定するのは10日午前2時ごろになりそうだ。
県内では3小選挙区を前回独占した自民が、連続制覇できるかが焦点。衆院選初の自公協力の成否、県知事選と高知市長選の「ダブル選挙」(30日投開票)が控える中で4党の候補が激突した1区の結果が注目される。
選挙戦最終日の8日、各候補は最後の訴えに駆け巡り、午後8時前には選挙事務所前などでマイク納め。12日間の戦いを締めくくった。
一方、各市町村の選管も同日夕までに投・開票所の設営を完了。県選管は各区の開票結果を集計する県庁正庁ホールで午後1時半からリハーサルを行い、本番に備えた。
【写真】政権の選択を迫り県内3小選挙区で10人が舌戦を繰り広げた’03総選挙。きょう9日、有権者の審判が下される(高知市の秦小学校)
一票の重さ考え投票を 県選管委員長が談話
県選挙管理委員会の中越豊喜委員長は9日の第43回衆院選の投票日に当たり、次のような談話を発表した。
今回の選挙は、さまざまな地方改革がなされ、国政の在り方が問われる中、その代表者を選ぶ選挙だ。有権者の皆さんはこの選挙の意義を十分認識して、候補者や政党の政策、主張をご覧になったことと思う。その上で、一人ひとりが自分の一票の重さを十分考え、将来を託すべき候補者、政党を必ず選ぶよう切望する。
舌戦終了 審判待つ10候補
’03衆院選は8日、12日間の舌戦を終了。高知1、2、3区の10候補とも、街頭での訴えが終わる午後8時ぎりぎりまで「力をください」「私を国政の場へ」などと声をからして、支持者、運動員らを前にマイクを納めた。公約やマニフェスト(政権公約)で争う新しいスタイルが垣間見えた今世紀初の総選挙も、いよいよ審判の日―。。
社民党の田井肇さんは期間中、158回のつじ立ちをこなしたが、マイク納めで「この通り声は残っております」。最後まで護憲・平和の大切さを訴え、「あす結果が出ますが、投票箱が閉まるまでが戦い」と気を緩めることはなかった。
自民党の福井照さんは午後から中心商店街などを3時間近く練り歩き、「1区は福井、比例は公明」と最後の訴え。事務所前でのマイク納めは「ひたすら皆さんと対話した12日間。『心の自由民権』を貫き通したい」と締めくくった。
民主党の五島正規さんは最後まで選挙カーで「棄権は現政権への白紙委任と同じ。どうか投票へ!」と絶叫。支持者が待つ事務所前に戻ると、運動員一人一人を紹介して「本当にありがたかった」と深々と礼。団結ガンバローで締めた。
共産党の梶原守光さんは最終日、約60カ所で街頭演説し、消費税増税や改憲への反対論などを展開。最後は事務所前で「ひどい政治状況を何としても変えたい。熱烈な応援、本当にありがとうございました」と頭を下げ、マイクを納めた。
共産党の谷崎治之さんは高知市周辺で最後まで精力的に街頭演説を重ねた。土佐山田町の事務所前で「消費税の増税に反対し、平和憲法を守る日本共産党に大きな力添えを!」と力強く締めくくり、支持者、運動員の大きな拍手に包まれた。
自民党の中谷元さんは妻の美弥子さんらを伴い最後の訴え。南国市の事務所に戻って運動員をねぎらった後、「12日間、力の限り戦うことができた。各地で聞いた熱い思いや声は私の財産。もっともっと頑張ります!」と決意を述べた。
民主党の田村久美子さんは高知市周辺をラストラン。南国市の事務所前で「今の政治を何とかしてほしいという皆さんの声が、全力で駆け抜ける原動力になりました。思い残すことはない。支えていただいてありがとう」と涙をにじませた。
民主党の川添義明さんは土佐市などで政権交代を訴えた後、須崎市の事務所前で12日間の戦いを総括。「有権者から『農林漁業や商店街に光を当ててほしい』と願いを託された」と手応えを強調し、民主党政権の樹立に期待を込めた。
自民党の山本有二さんは大勢の支持者やスタッフに迎えられ、須崎市の事務所に到着。一人一人とがっちり握手し、「中山間の過疎対策、道路整備…まだまだやることはたくさんあると感じた12日間でした」と、力強く締めくくった。
共産党の本多公二さんは、町議を務めた伊野町の同党事務所でマイク納め。「自民、民主の議席が増えても国民の暮らしは良くならない。憲法九条は守れない」と力強く訴え、「お疲れさま」と声を掛ける支援者らと固い握手を交わした。
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