11月9日付・高知新聞朝刊 |
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政権公約対決に審判 衆院選きょう投開票
高知1、2、3区の各小選挙区と四国ブロック比例代表(定数6)の投票は、9日午前7時から高知市など6市町村で午後8時まで(その他市町村は一部の投票所を除き1―4時間繰り上げ)、県内53市町村の計984投票所で行われる。即日開票で宿毛市、安芸郡馬路村など31市町村の午後8時を皮切りに市部でも順次始まり、高知市などは9時半からスタートする。1議席を争う各小選挙区は、午後11時半までには大勢が判明する見通しだ。 四国比例で戦う本県候補は1、2、3区との重複立候補者7人と自民、公明、共産各1人の単独候補。最終の6議席目が確定するのは10日午前2時ごろになりそうだ。 県内では3小選挙区を前回独占した自民が、連続制覇できるかが焦点。衆院選初の自公協力の成否、県知事選と高知市長選の「ダブル選挙」(30日投開票)が控える中で4党の候補が激突した1区の結果が注目される。 選挙戦最終日の8日、各候補は最後の訴えに駆け巡り、午後8時前には選挙事務所前などでマイク納め。12日間の戦いを締めくくった。 一方、各市町村の選管も同日夕までに投・開票所の設営を完了。県選管は各区の開票結果を集計する県庁正庁ホールで午後1時半からリハーサルを行い、本番に備えた。 【写真】政権の選択を迫り県内3小選挙区で10人が舌戦を繰り広げた’03総選挙。きょう9日、有権者の審判が下される(高知市の秦小学校) 一票の重さ考え投票を 県選管委員長が談話 県選挙管理委員会の中越豊喜委員長は9日の第43回衆院選の投票日に当たり、次のような談話を発表した。 今回の選挙は、さまざまな地方改革がなされ、国政の在り方が問われる中、その代表者を選ぶ選挙だ。有権者の皆さんはこの選挙の意義を十分認識して、候補者や政党の政策、主張をご覧になったことと思う。その上で、一人ひとりが自分の一票の重さを十分考え、将来を託すべき候補者、政党を必ず選ぶよう切望する。
’03衆院選は8日、12日間の舌戦を終了。高知1、2、3区の10候補とも、街頭での訴えが終わる午後8時ぎりぎりまで「力をください」「私を国政の場へ」などと声をからして、支持者、運動員らを前にマイクを納めた。公約やマニフェスト(政権公約)で争う新しいスタイルが垣間見えた今世紀初の総選挙も、いよいよ審判の日―。。
自民党の福井照さんは午後から中心商店街などを3時間近く練り歩き、「1区は福井、比例は公明」と最後の訴え。事務所前でのマイク納めは「ひたすら皆さんと対話した12日間。『心の自由民権』を貫き通したい」と締めくくった。 民主党の五島正規さんは最後まで選挙カーで「棄権は現政権への白紙委任と同じ。どうか投票へ!」と絶叫。支持者が待つ事務所前に戻ると、運動員一人一人を紹介して「本当にありがたかった」と深々と礼。団結ガンバローで締めた。 共産党の梶原守光さんは最終日、約60カ所で街頭演説し、消費税増税や改憲への反対論などを展開。最後は事務所前で「ひどい政治状況を何としても変えたい。熱烈な応援、本当にありがとうございました」と頭を下げ、マイクを納めた。
自民党の中谷元さんは妻の美弥子さんらを伴い最後の訴え。南国市の事務所に戻って運動員をねぎらった後、「12日間、力の限り戦うことができた。各地で聞いた熱い思いや声は私の財産。もっともっと頑張ります!」と決意を述べた。 民主党の田村久美子さんは高知市周辺をラストラン。南国市の事務所前で「今の政治を何とかしてほしいという皆さんの声が、全力で駆け抜ける原動力になりました。思い残すことはない。支えていただいてありがとう」と涙をにじませた。
自民党の山本有二さんは大勢の支持者やスタッフに迎えられ、須崎市の事務所に到着。一人一人とがっちり握手し、「中山間の過疎対策、道路整備…まだまだやることはたくさんあると感じた12日間でした」と、力強く締めくくった。 共産党の本多公二さんは、町議を務めた伊野町の同党事務所でマイク納め。「自民、民主の議席が増えても国民の暮らしは良くならない。憲法九条は守れない」と力強く訴え、「お疲れさま」と声を掛ける支援者らと固い握手を交わした。 |
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