|
岡内氏「輝く都市」へ決意
松尾徹人前高知市長の辞職に伴う同市長選(11月23日告示、同30日投開票)に無所属で出馬する意向を固めていた同市の食材卸会社社長、岡内啓明氏(54)=同市九反田=は22日、同市内の後援会事務所で記者会見を行い、正式に立候補を表明。キャッチフレーズに「個性あふれる市民の心を生かした輝く都市づくり」を掲げ、市民主体の市政運営など10項目の公約の柱を発表した。
【写真】高知市長選への出馬を正式表明した岡内啓明氏(高知市本町2丁目の後援会事務所)
岡内氏は「これからの都市には経営感覚が必要だ」と強調。「日本にはイタリアのフィレンツェやベネチアのように個性が輝いている都市が少ないが、高知市にはその潜在能力がある。情熱を持った市民の個性を生かした都市づくりを進めたい」と決意を示した。
その上で目指す市政の実現に向け、「市役所には優れた人材がたくさんいる。彼らの能力を十二分に引き出し、やる気を出してもらうことが重要。経営者として培った判断力、決断力で財政の健全化などに取り組みたい」と述べた。
松尾市政については「コミュニティーの自立を促した点などは一定評価できる」としながらも、「エコタウン事業にみられるように市民との対話不足は否めない。市民との直接対話をできるだけ深めたい」と強調した。
同市長選には、投票日が同じ知事選に出馬を予定している松尾氏が推す、前市産業振興部副部長の岡崎誠也氏(50)が既に立候補を表明。「知事選と連動した動きになるか」との質問には、「市長選に没頭したい。セットではない」と述べた。
公約の柱には、市民主体の市政運営▽経営感覚を生かした行財政改革▽自立した地域づくり▽財政・雇用基盤の強化▽歴史や文化を生かした観光振興―などを明示。具体的な政策は11月10日に発表する。
岡内 啓明氏(おかうち・ひろあき)独協大経済学部卒。昭和51年食材卸会社「丸三」に入社、平成7年同社社長。元高知青年会議所理事長。土佐経済同友会副代表幹事、高知卸商センター協同組合常務理事。高知市出身。高知市九反田。
後援会が事務所開き
高知市長選に出馬表明した食材卸会社社長、岡内啓明氏の後援会(西岡啓二郎会長)の事務所開きが22日、同市本町2丁目で行われた。
県内の企業関係者らが出席し、西岡会長が「さまざまな社会的活動をしてきた岡内さんが今回、本当に大きな目標に向かう決意をした。全力で応援しよう」と支持を訴えた。
岡内氏は「市政百周年の企画行事に参画するなど、これまで市政に携わった経験を生かしたい。また、青年会議所や経済同友会で培った全国的なネットワークを生かし、その力を結集して個性的な高知市を興す」と強調。「熱い高知市民の代表として市長に推してほしい」と呼び掛けた。
事務所は同市本町2丁目2―35(088・802・1855)。
|