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10月17日付・高知新聞朝刊

 公明党、高知1―3区自民を推薦

 公明党は16日、常任役員会を開き、衆院選で高知1―3区を含む自民党公認候補98人と、無所属の会が公認した渡部恒三前衆院副議長の推薦を決めた。

 四国関係の推薦候補は次の通り。(敬称略。数字は小選挙区。前は前職)

 ▽高知(1)福井照(前)(2)中谷元(前)(3)山本有二(前)
 ▽徳島(3)後藤田正純(前)
 ▽香川(1)平井卓也(前)(2)木村義雄(前)

  県内初の自公協力実現

 衆院選で公明党本部が自民党公認候補の推薦を決めたことを受け、県内3小選挙区で自公協力が初めて実現した。前回衆院選では高知1区での選挙協力が決裂。後遺症の懸念も払しょくし切れないが、小選挙区では自民党の福井照(高知1区)、中谷元(同2区)、山本有二(同3区)の3氏、四国ブロック比例代表(定数6)では名簿登載順位1位がほぼ確実な公明党の石田祝稔氏(同党県本部代表)の戦いに、それぞれ有利な材料となり、今後の情勢を左右しそうだ。

 前回12年は高知1区で石田氏を擁立した公明党に対し、自民党は県連の擁立した福井照氏を公認し、選挙協力が決裂。全国的な自公協力の流れをよそに、県レベルでの両党の関係修復は困難視されていた。

 しかし、今回は公明党が石田氏を比例単独候補とすることを決定。自民党県連が10月11日、小選挙区公認候補への推薦を要請。前後して県内の建設業界など多数の団体から、比例代表で公明党を推す動きが相次いだため、公明党県本部が幹事会や県内各支部などでの協議を踏まえ、党本部に推薦を申請した。

 県庁で同日、記者会見した公明党県本部の岡村康良代表代行(高知市議)は「前回の決裂にいつまでもこだわっていられない。連立政権の支持拡大に向けて自公協力の相乗効果に期待する」と強調。

 「自民党からの推薦要請は思いがけない展開だった」としながらも、「連立政権維持で政治を安定させるために決定した。支持者の中には反発もあったが、理解が得られた」と説明した。

 また、各種団体の公明推薦の動きについて「自民党の協力姿勢が見える」とし、「過去の経緯にこだわらず、誠心誠意、推薦候補を支援する。保守票を掘り起こし、比例代表2議席獲得を目指す」としている。

 一方、特に高知1区での公明党との協力関係修復を重視した自民党県連(中谷元会長)は、公明党の支持母体の創価学会にも接触。建設業団体が四国比例で公明党に選挙協力することを県連としても承諾した。

 元木益樹県連幹事長は「前回は当方の事情で決裂した経過がありながら、公明党が理解を示してくれた。大変感謝している。特に激戦区の1区では大きなプラス材料になる」としており、今後も自民党の友好団体などに比例代表での公明党への選挙協力を要請する方針。

 県選管が立候補者説明会 予定の10陣営出席

県選管職員の説明を聞く立候補予定者の代理人ら(県庁正庁ホール)  28日公示、11月9日投開票の衆院選を前に、県選挙管理委員会(中越豊喜委員長)は16日、県庁正庁ホールで高知1―3区の立候補予定者に対する説明会を開いた。

 立候補を予定している3選挙区計10氏の代理人らが出席。冒頭、県選管の山本恭裕書記長(県市町村振興課長)があいさつで、「今回の衆院選からマニフェスト(政権公約)配布が可能になったが、配布できる場所は限定されている。ルールを守り、政策や主張を広く県民に訴えてほしい」と要請した。

 続いて選管職員が立候補の手続きなどを解説。政見放送や選挙郵便などについて関係機関の担当者が説明した。

 県選管は22日から24日まで、届け出書類の事前審査を行う。

 【写真】県選管職員の説明を聞く立候補予定者の代理人ら(県庁正庁ホール)


 

10月17日付・高知新聞夕刊

選挙の秋、第1陣間近 ポスター掲示場設置

選挙の秋を告げる衆院選ポスター掲示場の設置が始まった(高知市本町4丁目)  高知市選挙管理委員会(山岡敏明委員長)は17日、衆院選(10月28日公示、11月9日投開票)の立候補者ポスター掲示場の設置を始めた。同市では衆院選の後、いずれも11月30日投開票の県知事選(同13日告示)、市長選(同23日告示)が控えており、掲示場の登場で「選挙の秋」のムードが一挙に高まりそうだ。

 掲示場数は投票区ごとに面積、有権者数から算定され、県内選挙区の設置数は1区が402カ所、2区2223カ所、3区3231カ所。

 ポスター枠は、前職2、新人2の計4人が激突する見込みの1区が8枠。前職1、新人2の計3人が争う予定の2、3区がそれぞれ6枠となっている。

 県選管では経費削減のため、衆院選後は掲示場のボード部分を取り換え、知事選にも使用するよう各市町村選管に要請。

 ただ、知事選とダブルで市長選を実施する高知市では10月31日から、衆院選掲示場の隣に新たに知事選掲示場を設置。11月11日から衆院選で使った掲示場を市長選用に衣替えする予定だ。

 第1号の掲示場は、市選管が本町4丁目の県民文化ホール前の植え込みに立てた。市選管は10月25日までに高知1、2区合わせて計509カ所に設置する。

 【写真】選挙の秋を告げる衆院選ポスター掲示場の設置が始まった(高知市本町4丁目)


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