お堅い“議員先生”とは程遠いイメージ。親しみやすいあまり、「たすきを掛けずに握手してたら、『おまさん、本当に森下さんかよ』やと。まだまだ売れてませんわ」。人知れず、験も担いでいる。立ち寄った先では「げた箱に入れる時は(札番号の)1か、1のつく番を探します」。
大方町での街頭演説。「父は戦死し、人の情けと貧乏と、戦争の悲惨さ、平和の尊さは、母の背中を見ながら実感して育ってまいりました」。情に訴えるだけではない。他党の言う「年金一元化」には「責任政党としては軽々しく言うわけにはいかないのであります」。政権政党の主張の重みを語り掛ける。
佐賀町の山あいで、別の候補の車と出くわした。すかさず森下さんがかるーい調子で「○○候補のご健闘をお祈りいたしまあーす」。ライバルも思わず和んでしまいそうだ。
愛郷無限号は愛嬌(あいきょう)も無限に振りまきながら、今日も100キロ、200キロとメーターを刻んでいく。
【写真】支持者に囲まれ、2期目への意欲も新たな森下さん(佐賀町佐賀)
(7月6日付・高知新聞朝刊掲載)
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