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新しい“応援団”も増えた。その一人が昨秋生まれた愛息、一真(かずま)くん。陣痛に苦しむ妻(35)の背中を1日半さすり続けた末に誕生した新しい命。「今度こそ」の思いは自然に高ぶる。
「生まれたばかりの息子の姿を見ながら、『今の政治ではいかん』という思いを一層強くしました。子や孫の世代のために、今を生きる人々のために新しい政治が必要なんだ、と」
家ではまったく酒を飲まない。酒場でももっぱら政治談議。きまじめな、しっかりした目で3年間、県土全体と日本の姿を見つめてきた。
その3年は、小泉政権の3年間とも重なる。高知はどうなったか、と問うてみる。農林業の不振にあえぎ続ける中山間。平成不況から脱しきれない2次産業。仕事のない若者。三位一体改革に苦しむ地方行政…。
「こんな失政、絶対に変えなければいかんです」
2人の政治家の姿が身近にあった。大学生時代に3年間、私設秘書として仕えた故小渕恵三元首相。そして父、広田勝元県議。
「この国は沖縄を無視してはならない」「土佐清水のような土地にこそ光を」
そんな言葉を聞きながら、政治家としての姿勢を学んだ。
「発言力の弱い人、光の当たらない地域に光を当てる。それが政治の役割でしょう」
公示直前に高知市の日曜市を回った。現政権への不満が次々聞こえてきた。
「不景気。生活、苦しいがじゃき」「このままの年金制度じゃあ、将来のことが不安な」
そんな声のそばに、鮮やかな黄色の、大きなひまわりが売られていた。
弱者を、高知を照らす大きな「ひまわり」になる。県民に、わが子ら次の世代にそう誓っている。
【写真】「今こそ、新しい政治の流れを高知から」と訴える広田さん
(6月27日付・高知新聞朝刊掲載)
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