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2004年10月19日付・高知新聞朝刊
自民が結論先送り 方向は松尾氏支援 常任総務会
橋本大二郎前知事の辞職に伴う出直し知事選(11月11日告示、同28日投開票)への対応を迫られている自民党県連(会長=中谷元衆院議員)は18日、県議で構成する常任総務会を開き、同党県連に推薦願を出した前高知市長の松尾徹人氏への対応を協議。挙党態勢の構築へ拙速を避けるべきだとする慎重論が大勢を占め、結論を先送りした。
議員間には松尾氏支援に温度差があるとみられるが、県議らの反応などから「最後には松尾氏支援でまとまる」との見方が支配的。
約3時間に及んだ協議(非公開)では、自民党が突出して松尾氏支援に動くのを避け、県連支部組織の意見吸収などの手順を踏まえた上で、31日の県連臨時大会までに対応を決定する方向の確認にとどまった。
県連総務会長の山本広明、県議会議員会長の土森正典の両氏は協議後、「(松尾氏からの推薦願の取り扱いを)話し合ったが結論には達しなかった。今後引き続き協議する」と述べた。
県議会が橋本前知事の辞職勧告を決議した8日以降、自民党は県議団(15人)の議員総会や10日の県連執行役員会などを経て、同党国会議員擁立の可能性を模索する動きも見せたが、不調に終わっている。
県議の中には「橋本氏が打って出た今回の選挙に大義はない」とする不戦論も一部に根強く、早くから松尾氏支援の考えを内外に示していた中谷会長と県議間のあつれきなども指摘されている。
昨秋の知事選で同県連は松尾氏を推薦した。
公明「早期に対応」 社民「昨年を考慮」 民主「第三を模索」
昨年の知事選で松尾徹人氏を支持した公明党県本部は「辞職勧告に賛成した経緯もあり、橋本大二郎氏の支援や自主投票はあり得ない」(岡村康良代表代行)と言明。松尾氏の推薦願受理を報告した18日夜の幹事会では「結論の先延ばしは支持者の混乱を招く。橋本氏の説明も大した内容にならないのではないか」との意見もあり、早期の対応決定を図る。
社民党県連合は22日の常任幹事会で対応を協議する予定。江渕征香代表は「昨年推薦した経過を踏まえた判断になるだろう」として松尾氏支援の方向をにじませる一方、「結論を急いでも、自民党の対応がはっきりしなければ選対の態勢が固まらない」と話した。
また、昨年は松尾氏を「協力候補」と位置付けながら支持層が橋本、松尾両氏に分かれた民主党県連は、23日に幹事会で対応を協議するが、「『第三の候補』擁立をぎりぎりまで模索する」(武内則男幹事長)姿勢を崩していない。
共産党県委員会は既に、「独自の立場」での橋本氏支持を決めている。
松尾氏 共産除く4党に推薦願 連合、建設業協会にも
前知事の橋本大二郎氏の辞職に伴う県知事選(11月11日投票、同28日投開票)に立候補を表明している前高知市長の松尾徹人氏は18日、共産党を除く自民、民主、公明、社民4党に推薦願を提出した。
松尾氏は自ら推薦願を持って各党の事務所などを訪問。連合高知や県建設業協会などの各種団体にも推薦願を持参し、支援を要請した。
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