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2004年6月25日付・高知新聞朝刊
県選挙区 4氏の争い確定
参院選県選挙区(改選数1)は24日午後5時で立候補の受け付けを締め切り、午前中に届け出た次の4氏(届け出順)で1議席を争う構図が確定した。
松岡由美子 56 無所属・新(社民、新社会推薦)
広田 一 35 無所属・新(民主推薦)
森下 博之 62 自民・現=1=(公明推薦)
中根 佐知 48 共産・新
4候補はいずれも、高知市内に構えた選挙事務所前などで出陣式に臨み、小泉内閣の改革路線の是非など主要争点を踏まえてそれぞれに第一声。
松岡氏は「平和憲法擁護への団結」、広田氏は「世代交代による政治刷新」、森下氏は「地方を念頭に置いた国政」、中根氏は「平和と暮らしを守る政治」を前面に押し出し、17日間の舌戦のスタートを切った。
公示に合わせ、県選管は4候補の公約や政策を掲載した選挙公報を30日に各市町村選管へ発送する。
政見放送はテレビが民放3局で各1回、NHKで2回、ラジオは民放1回、NHK2回を予定している。
4陣営「必勝」へ決意
小泉政権への審判となる’04参院選。県選挙区の4候補は24日、朝の出陣式を済ますと早速、選挙カーに乗り込み、大票田の高知市や出身地などで連呼、あいさつ、舌戦、お願い…。同市内の各陣営事務所では、運動員や支援者が候補の訴えを一人でも多くに、一日でも早く広げようと懸命で、有権者からの激励にそれぞれに「必勝」への決意を高ぶらせていた。
【写真】候補者の第一声に拍手を送る聴衆(24日午前、高知市内)
■松岡陣営 支援態勢増に懸命
城見町の松岡由美子さん(56)の事務所では、朝の出陣式を見守った支持者のうち約30人が引き続き、法定ビラの証紙張り。坂本茂雄県議は「本当にありがたい。松岡の主張を県民に分かってもらうためにもビラは重要ですから」と声を弾ませた。
社民党前党首、土井たか子衆院議員からのげき文や推薦状が張られた室内は、和やかな中にも緊張感が。スタッフは「候補が気兼ねせずに平和憲法や年金問題について自分の訴えを伝えられるようにしなくては」と支援態勢の充実に懸命だ。
■広田陣営 知名度上昇に全力
広田一さん(35)の南はりまや町1丁目の事務所では、候補の若々しさを伝える「35」を背中にプリントしたTシャツ姿の運動員が、名簿整理などに大忙し。電話もひっきりなしで、急きょ来高した民主党の衆院議員とのセッティングなどをてきぱきとこなす。
そんな中、高知市内を回った選挙カーが立ち寄り、第一報。「路上や建物の中からずいぶん手を振ってくれた。初日にしては感触がいい」。しかし、伊野部武男事務局長は「知名度はまだまだ現職には程遠い」と気を引き締めていた。
■森下陣営 手応えの良さ強調
南はりまや町1丁目、森下博之さん(62)の事務所外壁には「愛郷無限」などの巨大看板。政権与党の組織力を誇示するかのように、室内は壁も天井も一面に各団体からの推薦状や閣僚、同僚議員らからのげき文でびっしり埋まった。
来客や電話の応対に追われる1階のスタッフ、法定ビラの証紙張りに忙しい2階の運動員…。炊き出しもされて活気あふれる中で、選対幹部の谷相勝二さんは「選挙カーに乗ってみたが、手を振ってくれる人が思った以上にいた」と上々の手応えを強調していた。
■中根陣営 ビラや電話で攻勢
はりまや町3丁目の中根佐知さん(48)の事務所で留守を預かるのは約20人の“はちきん”ら。室内の至る所に激励の絵手紙やひまわりなどの花が飾られ、ムードは華やかだ。
そんな中、スタッフの雰囲気をぐっと引き締めているのが、2月の事務所開きの際に山原健二郎さん(3月に死去)から贈られた直筆のげき文。「きぜんとして人々をいざない…地をはい歩みつづけてください…」。責任者の佐藤彰さんは「ビラや電話攻勢で無党派の支持拡大を狙う」と決意をみなぎらせた。
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