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松岡氏(元郵便局員)無所属で出馬へ
今夏の参院選県選挙区(改選数1)に、元郵便局員の松岡由美子氏(55)=香美郡土佐山田町=が無所属で出馬する意向を13日までに固めた。これを受け、社民党県連合は同日の常任幹事会で、同氏を推薦する方針を確認。新社会党県本部も同氏を推薦する方針を決めており、既に出馬表明している3氏と合わせ県選挙区の立候補者の顔ぶれがほぼ出そろった。
【写真】松岡由美子氏
社民、新社会両党は昨秋の県知事選後から、護憲勢力の結集を目指して候補者の擁立を模索。全逓組合員として労働運動経験があり、I(アイ)女性会議(旧日本婦人会議)で平和、教育運動などに取り組んでいる松岡氏に白羽の矢を立てた。
松岡氏は同郡香北町出身。昭和42年に同郡物部村の大栃郵便局に入局。同61年から土佐山田郵便局に勤務し、12日付で退職した。
17日には社民、新社会両党の呼び掛けで、支援団体を結成する予定。松岡氏は「改悪の動きがある平和憲法を守り、日本を少しでも良くしたい。年金や教育に対する不安を自分の言葉で訴え、選挙と県民を近づけたい」としている。
県選挙区にはこれまで自民党現職の森下博之(62)=1期、共産党新人で党県常任委員の中根佐知(48)、無所属新人で元自民党県議の会社役員、広田一(35)の3氏が出馬を表明。民主党は3月に広田氏の推薦を決めており、県選挙区の旧社会党ブロックの対応は広田、松岡両氏の分裂選挙となる。
新社会との「共同」確認 社民県連合
社民党県連合(代表=江渕征香県議)は13日、県議会内で常任幹事会を開き、参院選県選挙区に無所属で出馬する考えを明らかにした松岡由美子氏を、新社会党県本部(橋詰武勇委員長)とともに推薦する方針を決めた。
社民党は、昨秋の衆院選高知1区で公認候補を擁立。民主党とぶつかった経緯があり、同党推薦の広田一氏について江渕代表が「(同氏から13日に)口頭で推薦要請があった」と報告したが、「民主党とは憲法や自衛隊のイラク派兵に対する考え方が違う」として、松岡氏の推薦方針を決めた。
江渕代表は「松岡氏は社民、新社会両党の『共同候補』。政策は松岡氏の支援団体の基本政策の中で詰めたい」と説明。新社会党県本部は4日の執行委員会で、松岡氏推薦の方針を決めている。
森下、広田氏から公明党に推薦願 県本部結論持ち越し
自民党県連(中谷元会長)は13日、今夏の参院選県選挙区に同党公認で立候補を予定している現職の森下博之氏の推薦願を公明党県本部(石田祝稔代表)に提出した。同党県本部には、同じく県選挙区に無所属で立候補することを表明している新人の広田一氏が同日までに推薦願を提出している。
公明党県本部は、今回の参院選は比例代表選挙を中心とし、県選挙区には公認候補を擁立しない方針。このため同日、幹事会を開き、両氏への対応を協議したが、結論を持ち越した。
同党県本部の岡村康良代表代行は「昨秋の衆院選での自公協力も踏まえ、基本的な方向は一定確認できたが、(立候補予定者の)具体的な政策なども見た上で判断したい」としている。
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