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徹底してつじ立ち
よく止まる選挙カーだ。高知市福井町の住宅街。空き地でつじ立ちをしたかと思うと、細い道路をぬってわずか5分後、今度は万々商店街。マイクでひとしきり訴えた後、十数分後には久万川沿いの路上に立った。
多くの人が真剣なまなざしで見てゆく。支持者が「頑張って」と駆け寄って来る。
「いやあ、1区は狭い。次々止められる所があるから、こういうやり方が効果的ではと思いまして」。田井さんの選挙運動の中心は、徹底したつじ立ち。3日までに約100カ所に立った。
訴えるのは一貫して「暮らしと平和」の問題。市役所近くの木曜市でも弁舌を振るった。
「小泉政治は皆さんを苦しめてきた。不況。賃金カット。有事関連法も成立させ、戦争への道を歩もうとしている」
市の出店者の間を「売り上げはどう?」と尋ねて回った。「いや、さっぱり」「もう不況は飽きました」。握手を求めると、「世の中を何とかしてください」と強く握られた。田井さんの言葉にも力がこもる。「政治を変えよう」
自らの選挙だけでなく、旧社会党の「護憲」を受け継ぐ社民党の意地を懸けた戦いでもある。「平和が何より大切だと、皆さんと一緒に取り組んできたのは私たちだと思っています」。つじ立ちの声が、日増しに力強くなっている。
【写真】「暮らしと平和を大切にしない政治を変えよう」と呼び掛ける田井さん(高知市本町5丁目)
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