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2001参院選高知 熱戦の顔 ■4■  →続き

田村 公平候補(54) 自民・現(保守推薦)
(たむら・こうへい)

小泉改革に日の目を

この六年間の歩みが肩書に表れている。

 国土審議会特別委員、参院自民党副幹事長、災害対策特別委員会委員などを歴任し、昨年は省庁再編を前に最後の建設政務次官を務めた。今は国土・交通委員会、行政監視委員会委員として奔走。

 「昨年は東京−高知を百二十四往復した。国会はさぼらないし、遅刻、早引け、中引きもしない」と胸を張る。「だって二回落選してますから。上げてくれた県民の皆さんへの責任がある」

 香美郡土佐山田町出身。父良平氏(故人)は元衆院議員。三人兄弟の長男だ。早稲田大からNHKへ。その後父の秘書を務め、衆院選に二度出馬したが落選。平成七年の参院選で初当選した。

 力を注いだ土砂災害防止法や激甚災害の指定基準緩和。法を整える際の苦労は身に染みている。

 「すごい勉強せんといかんですからね。例えば循環型社会と簡単に言うけど、環境基本法を含め六法を勉強せんといかん。連立与党の懇談をやり、野党を含めた懇談をやる。でもこんな地道なことはマスコミに取材されないんですよね」

 六年の歩みが評価される今選挙。少し前の森政権下は「アゲンスト(向かい風)どころか暴風雨だった」。ところが、自民党現職の公認候補という立場への逆風は、小泉政権誕生で「ぴたっと止まった」と話す。

 さぞかし楽な戦いでは、と水を向けると、言下に否定した。

 「有権者が書くのはたった一人の名前。『小泉』と書くわけじゃない。高知の候補者たちの中で勝ち抜かないと。厳しいですよ。確かに逆風は止まったが、まだ暴風域の中。わずかに一条の光が差し込んできた段階と思っている」

 「小泉改革」といっても、国会での地道な法整備があって初めて日の目を見るし、地方の声を十分に盛り込みたい、と強調する。カジュアルシャツの胸のボタンを外してはだけ、下のTシャツを見せた。小泉首相の顔がプリントしてある。

 「たまにはパフォーマンスと思ってね」。ウシシーと笑う。

 得意の料理は「高くてうまいは当たり前。あり合わせでいいものを作る」が持論だ。「風邪はひかない」。二十代の娘二人の父。妻の孝子さん(58)はNHK解説委員。

 【写真】「暴風域に一条の光が差している」と話す田村さん




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