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前のめりで政治に挑戦
「思っていたよりも握手してくれるし、手も振ってくれる。やはり龍馬を生んだ土地柄ですね」
現役の病院長。選挙期間中も患者はおろそかにできない。飛行機の最終便で千葉の病院に戻り、朝一番に高知に出てくることも。そんなハードな選挙運動を十一人のスタッフが支える。
「私らも休むわけにはいきません。さわやかイレブンで頑張りますよ」
追手前高校前での街頭演説。「今の日本は患者さん本位の医療がなされていない。いつでも、どこでも、だれでも、安心して治療を受けられる医療改革を」
真っすぐな目線。誠実な語り口。二十三年間の医師経験が訴えに説得力を生み、通行人が足を止める。
演説中、突然雨が降りだした。しかしトーンは上がる一方。「尊敬する龍馬に成り代わって世直しをする! 前のめりで生きた龍馬の覚悟で政治に挑みます」
汗と雨でびしょびしょになった前田さんに、数は多くないけれど、確かに拍手が送られた。
「厳しい戦いだが、どれだけ票が取れるのか楽しみ」と明るく話せるのは、「正しい訴えは必ず通じる」との信念があるからだ。その信念を支えに、前田さんは走り続ける。
【写真】日曜市に乗り込み、握手で支持を訴える前田さん(高知市追手筋2丁目)
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