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“増税隠し”に審判を 共産党・志位和夫書記局長
共産党の志位和夫書記局長が十六日、高知1区の党公認候補の応援と四国比例ブロックでの支持拡大のため来高。高知市役所前で街頭演説に立ち、「公共事業に五十兆円、社会保障に二十兆円という逆立ちした財政にメスを入れ、だれもが希望の持てる民主的な日本をつくろう」と訴えた。
志位氏は「与党は政権の枠組みが問われる選挙だというが、大事なのは政治の中身だ。自民党政治による逆立ち財政のまま二十一世紀までいくのか、ただすのかが今回の総選挙の最大の争点だ」と指摘。
また「増え続ける国・地方の借金のため、政府税制調査会が七月に出す中間答申に、消費税率の引き上げが盛り込まれることは必至だ」と強調。森喜朗首相らの過去の発言を挙げながら「与党は二〇〇三年に税率を上げる考えだが、選挙戦では一切触れず、“増税隠し”で乗り切る作戦だ」と厳しく批判した。
さらに「大企業や大銀行優遇の不公平税制をなくし、予算の無駄遣いをなくせば、暮らしのために十兆円回せる」と持論を展開。「食料品の非課税化や介護保険・年金の充実、中小企業や農業への支援に充ててもまだ余る。従来と全く違う流れが展望できる」と党への支援を訴えた。
【写真】「共産党の躍進で21世紀に新しい流れを」と訴える志位書記局長(高知市役所前)
「自民は落ちぶれた」 反共ビラ「政権党の戦略」 共産党の志位和夫書記局長は十六日、県庁で記者会見し、同党を中傷する出所不明の反共ビラが全国的にまかれていると紹介。「私たちがつかんだところでは、自公保(連立政権)の合同ビラの中に折り込まれており、政権党の戦略であることは明りょうだ」と断言し、「自民党は本当に落ちぶれた。私たちの日本を変える改革提案に文句のつけようがないから、やみ討ちのようなやり方をする」と自民党を批判した。
志位氏は、与党が衆院選の共通公約に盛り込んだ五千億円の公共事業等予備費について「財源のめどが立たない整備新幹線や、採算見通しのない関西国際空港二期工事などが中心。生活重視の看板とは全く無縁の中身だ」「選挙で与党が勝ったところに個所付けをしてやろうという、まさに選挙目当てに財政をもてあそぶ党略的なやり方だ」と批判。
「自民党が公共事業の無駄をなくし、生活基盤整備を重視するというのはごまかしだ」と述べ、公共事業の在り方を争点に与党を追及する考えを示した。
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