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不安解消へ走る
梅雨空に、晴れ間が戻った。選挙カーから乗り出したグリーンのジャンパーが揺れる。「二十一世紀の太陽」。キャッチフレーズも一緒に揺れる。「不安のない高知、不安のない日本をつくりたい」。意志の強そうな顔が、日差しをはね返す。「福祉の石田」が高知市内を駆け巡った。
高知市北竹島町の市営住宅前。街頭演説の準備中、遠くに小さな子どもを抱えた女性がいた。途端に、がっちりした体が約五十メートルを一気にダッシュ。軽い軽い。「お子さん、四つですか。児童手当は今月から、またもらえるようになりますね」。真っすぐ向き合って、丁寧に話しかける。
向こうに車いすのお年寄り。また、走る走る。「前回の選挙後、四人の中じゃあ一番歩いた。それは間違いない」と応援の市議。「歩きに歩いた一三〇〇日」がつくった足腰が“だて”ではないことを物語る。
「介護保険、必ず改善します」。自分がマイクを持つ時間になっても、立ち話は続く。「一人の悩みは万人の悩み。一人の声を真剣に聞き、国政に届ける」。現職時代から掲げてきた信条は、変わっていない。
やっとマイクを握った。「将来、年金はあるのか。介護保険は納得できない。若い人もお年寄りも、大きな不安を持っている。年金制度は必ず守る。介護保険は必ず見直す。日本の社会保障は責任を持ってつくり上げます」。道ばたのおばあちゃんがじっと見つめる。
「今は前進するのみ」。議席奪回へ、走る走る。
【写真】「将来の不安を解消します」。有権者の手を握って力強く訴える石田さん(高知市北竹島町)
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