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06年11月26日付朝刊
高知城を考える 工業系の学生ら天守閣や石垣観察
高知工科大、高知工業高などで構成する「県建設工学系教育協議会」が25日、高知城の築城を学ぶワークショップを開き、天守閣や石垣を観察した。
工科大や高知高専、高知工業高、高知農業高環境土木科の学生、生徒52人が参加。8班に分かれ、天守閣内部のはりや三の丸の石垣改修工事現場などを見学した。生徒らは「木材を2本重ねて強度を高めている」「石垣はパズルみたいに複雑」と熱心にメモを取り、写真を撮影した。
その後、各班が観察した内容や写真を1枚のポスターにまとめて発表した。この日学んだ知識を基に、学生らは12月16日に行う小中学生ら対象の高知城見学会でガイド役を務める予定。
【写真説明】高知城の石垣の構造などを見学する学生ら
マンション予定地めぐり80人シンポ
高知城西側のマンション建設予定地の公有化を考える「シンポジウム・城を活(い)かしたまちづくり」が25日、高知市桟橋通4丁目の市立自由民権記念館で開かれた。
高知城跡の保存と整備を考える会などでつくる実行委員会の主催。約80人が参加した。
神戸大の高橋昌明教授=高知市出身=が「高知城は市民の宝」と題して記念講演。福岡県柳川市の掘割を残す運動を紹介し「都市の個性は風土、歴史、人の営みを掛け合わせたもの。柳川市の掘割は市民と行政が一体となった人々の熱意で残った」と話し、文化財を残す大切さを語った。
仏教大の中村武生講師や浦戸湾を守る会の熊沢秀雄さんらの報告の後、高橋教授を交えパネル討議。参加者からの「旧地名を残したい」という発言に、高橋教授は「市町村合併で由来のある地名が消えてしまった。積極的に残すよう運動するべきだ」と答えていた。
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