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06年3月30日付朝刊
いよいよ「土佐二十四万石博」 城周辺にぎやかに
おのおの方、いよいよ開幕でござる――。4月1日から高知城周辺で始まる「土佐二十四万石博」の準備が整った。一豊の愚直さと千代の知恵で戦国を生き抜いた夫婦にあやかり、土佐観光もここらでぐっと上向きに転じたいところ。その舞台の一部を一足お先にのぞいてみた。
ザブーン、そらー、いけーっ…と“おらんくの池”で鯨を追う海の男ども。お城下を行く武士を前に「へへー」とばかり地面にひれ伏す―。高知城懐徳館で観光客を迎えるのは、藩政時代の息吹と土佐人の温度を伝える模型のジオラマ。数百体の人形の一体一体が土佐二十四万石城下の人々の暮らしぶりを、ほのぼの、生き生きと醸し出している。
丸ノ内緑地に目を転じると、ここには二十四万石博のメーン施設「大河ドラマ館」がお目見えした。NHKドラマ「功名が辻」で実際に使用した兜(かぶと)や打ち掛け衣装のほか、「関が原」前夜を描く舞台、入場者の性格を戦国武将に例えて占うコーナーがずらり。市町村の自慢の産物を並べる「ふるさと交流市」や高知の味を振る舞う「千代の台所」も丸ノ内緑地に登場する。
このほか、土佐山内家宝物資料館の所蔵品を展示した「土佐藩主山内家の名宝」展を県立文学館で開催中で、7月には国宝の「古今和歌集高野切(こうやぎれ)本」などを展示する巡回展「山内一豊とその妻」も。
「夫婦の愛」を土佐の高知の起爆剤にできるかどうか。関係者の期待が高まっている。
【写真説明上】ドラマで使われた資料などが展示されている「大河ドラマ館」
【写真説明下】急ピッチで設営を進めるスタッフ。建造物には県産のスギを使用
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