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05年7月2日付朝刊
「功名が辻」博は縮小も 赤字回避へ計画見直し
県議会6月定例会は1日午後も質問戦を行い、森雅宣、依光隆夫(いずれも自民党)の両氏が執行部の考えをただした。
森氏は、来年のNHK大河ドラマ「功名が辻」に合わせて開催予定の博覧会(仮称・土佐二十四万石博)が赤字に陥るケースなどを想定し、「効果的な事業実施ができるのか」と質問した。
田村豊商工労働部長は、会場となる高知市丸ノ内緑地での発掘調査で重要な埋蔵物が出土した場合は施設建設が困難になるとしたほか、「赤字を行政が負担することはできない」と答弁。入場者60万人、総事業費5億4000万円を見込んだ当初計画を見直さざるを得ない状況を説明した。
見直す方向としては「持続的な観光需要の創出」に重点を置き、「街全体を会場とするにぎわいづくりや新しい郷土料理の創作、旅行商品の企画などに積極的に取り組む」考え。
県観光振興課によると、当初の計画はNHK関連企業の見積もりなどを基に作成したが、同課が6月に精査した結果、入場者見込みは40万人まで減少。このため赤字回避へ事業規模の縮小も視野に入れている。
一方、依光氏は「花博」に着目。「開催が観光立県の礎になる」として、実現へ知事のリーダーシップ発揮を求めた。
橋本大二郎知事は「牧野植物園長からも『1カ所で大規模に開催するのではなく、国体のように点を線でつなげるような花博であれば可能ではないか』との話があった。もう一歩踏み込んで考えてみようと思っている」と前向きに答弁。
今後、自ら国や関連法人を訪問して花博開催の支援を求める考えを示し、「高知ならではの花博が可能と判断できれば関連部局と協議を始めたい」と述べた。
同日で質問戦を終え、4日から常任委員会審査に入る。
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