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05年5月13日付朝刊
丸ノ内緑地 掘るのでござる 二十四万石博前に初めて
何が出てくる? お堀端――。来年3月開幕の「土佐二十四万石博(仮称)」の会場となる高知市の丸ノ内緑地が、16日から7月末まで一部立ち入り禁止となる。同博覧会用のパビリオンを建てるのを前に県が史跡の発掘を行うためで、これまで知られていなかった歴史的史料が飛び出す可能性もあるという。
同博は、NHKの大河ドラマ「功名が辻」に合わせて高知をPRしようと、県などでつくる実行委員会が開催。高知城お堀端の同緑地にはドラマのセットを再現したパビリオンなどを建てる計画で、県埋蔵文化財センターがこの建設工事を前に発掘調査する。
県文化財課によると、同緑地での発掘調査は初めて。県立図書館などが所蔵している高知城絵図には、同緑地の東側と南側に旧お堀の石垣、北側には厩(うまや)が描かれており、同課は「今まで埋もれていた史料が見つかる可能性が高い」としている。
調査は、6900平方メートルの敷地の中から15カ所のポイントを選び、30平方メートルずつ掘る。まず6月中旬まで同緑地北東部分、その後に残りの部分を立ち入り禁止にする計画で、お昼時を同緑地で過ごす人や散策の市民らにも当分、ちょっぴり影響が出る。
発掘の結果、歴史的価値が高い史料が出てくれば、その保存のためパビリオンの建設にも支障が出る可能性もあり、同博覧会の事務局を務める県観光コンベンション協会は「大丈夫とは思うのですが、ちょっと心配」とも。
初夏、お城の水辺に要注目!?
【写真説明】週明けから発掘調査が始まる丸ノ内緑地(高知市丸ノ内1丁目)
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