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オカリナ奏者、本谷さん演奏会 400人を魅了
四国八十八カ所巡りをした経験のあるオカリナ奏者、本谷美加子さんのコンサート「風の巡礼」が12日夕、高岡郡窪川町茂串町の三十七番札所、岩本寺(窪重博住職)で開かれた。ろうそくの薄明かりの中、本谷さんが丸みのある柔らかな音色を紡ぎ、来場した約400人を魅了した。
本谷さんは北海道帯広市出身で、神奈川県小田原市在住。平成13年から翌年にかけて歩き遍路に挑戦したほか、静岡理工科大と共同でオカリナの音の科学的研究に取り組んでいる。現在、本紙くらし面に「風に抱かれて」を連載中。
岩本寺には開演前から続々と町民らが詰め掛け、演奏会場の本堂だけでは入り切らず、回廊や境内にもあふれた。
境内には水の入った竹筒に浮かべられた丸いろうそく200個余りに火がともされ、夕闇の深まりとともに幻想的なムードを演出。
本谷さんは八十八カ所巡りのエピソードなどを語りながら、その中で生まれた「へんろ道」や「四万十川」など10曲余りを披露した。
お寺全体にゆったりとした時間が流れる中、語り掛けるようなオカリナの音色…。町民らは耳を澄ませて柔らかな調べに酔いしれていた。
【写真説明上】ろうそくの薄明かりの中、オカリナを演奏する本谷さん(写真はいずれも窪川町の岩本寺)
【写真説明下】時に優しく、時に軽やかに。心地よいオカリナの音色に聴衆は酔いしれた
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