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第11回移動高知新聞
ふれあい高新IN南国

南国こども新聞   11月1日朝刊

 3日から始まる「第11回移動高知新聞 ふれあい高新in南国」。その一環として、同市内の小中学生が新聞作りに挑戦しました。学校のホットな話題のほか、地域に飛び出し、地元の文化や歴史などについて取材活動を展開。地域への愛情がたっぷりそそぎ込まれた手作り新聞が出来上がりました。5日までの4回(3日は休載)にわたって、ほかほかの地域ニュースをお届けします。トップバッターは久礼田小、日章小、岡豊小、香長中。北陵中は環境問題をテーマに「私たちの主張」を寄せてくれました。

みんなで皿回し技術学ぶ 久礼田小

秋山さんが見事な皿回しを見せてくれました(南国市久礼田の秋山さんの自宅)  僕たちの久礼田小学校区には、皿回しの名人がいます。その人の名前は秋山豊一さん(81)です。毎年こうれいのふれあい参観日の日に、皿回しを教えてくれています。私たちは、どうして皿回しをやることになったのか知りたいと思ったので取材をしてきました。

 秋山さんは、10年くらい前から、皿回しをはじめたそうです。教えてもらったという老人クラブの会長さんの野口さんについて、熱く語ってくれました。

 「練習でつらかったことはありませんか?」と、聞くと秋山さんは、「あまりないです。皿回しはとても楽しいですね。また次へ行きたくなります」と話してくれました。

 皿回しの本場は九州だそうです。そこで、認定証(4段)をとったり。発表会をしたり。また、お皿を仕入れたりしているということでした。「何歳ごろまでやりたいですか?」と聞くと「死ぬまで(長く)やりたい」と言っていました。

 上手に回すこつを聞いてみると、「練習しだい。皿をまっすぐ持つことと、皿は左の方へ回す」と言っていました。

 さっそく私たちも皿回しに挑戦。まず、皿を見て、さわって、さあレッツ皿回し! 教えてもらったとおりにやると、30分ほどでなんとか回るようになりました。とっても楽しかったです。秋山さんありがとう。

 取材した日以来、私たちはひまがあれば、秋山さんのお家へ遊びに行くようになりました。新聞記者7人全員が回せるようになる日も近いです。

 秋山さんいつまでも、現役でいてください。そして私たちに皿回しの楽しさを教えてください。  

(川村夏美、鍋島佳夏、依岡賢、高橋李奈、長山愛果、鍋島千裕、山本玲緒記者)

 【写真説明】秋山さんが見事な皿回しを見せてくれました(南国市久礼田の秋山さんの自宅)

鼓笛パレード大成功 岡豊小

40年以上の歴史を持つ鼓笛パレード(南国市岡豊町八幡の岡豊小)  岡豊小学校では、40年以上の歴史を持つ鼓笛パレードが運動会の競技の中にあります。パレードには5、6年生が参加をし、大だいこ、小だいこ、グロッケン、リコーダーなどの楽器を手に、演奏していきます。

 6年生は、2度目の参加で、隊形の取り方が少し分かっていることもあってスムーズにできました。5年生は今年初めてということもあって、少しとまどっていました。暑い中で、歩きながらの楽器の演奏は大変です。

 練習は、1学期から運動会まで。音が思うように出なかったり、速さを合わせたり、隊形を整えることにとても苦労しました。隊形ばかり意識してやっていると、曲をまちがえたりするのが一番難しかったところです。

 10月3日、いよいよ本番。「ピーッ。ピッピッピッ」。指揮の笛の合図で、いっせいに歩きだします。グランドを一周して、中心からX字に動きます。足を大きく上げ胸を張り、曲を奏でます。もう必死です。楽器の重さも気になりません。五、六年生の息がピッタリ合い、きれいな演奏になったと思いました。

 終わったしゅん間、とてもすっきりしました。見てくれたお客さんはどうだったかと思い、インタビューしてみました。お客さんからは「とても上手だったよ」「よくあんなに上手にできるね」などのうれしい言葉をもらいました。中には「もっと音を大きく出すといいね」と、アドバイスしてくれる人もいました。

 今年で41回目の「鼓笛パレード」。とても楽しくできました。  

(西村慎太郎、石本翔、田中賢志、乾朱里、垣内咲乃記者)

 【写真説明】40年以上の歴史を持つ鼓笛パレード(南国市岡豊町八幡の岡豊小)

花が増え学校元気に 香長中

色とりどりの花が生徒の心を和ませてくれます(南国市大そね乙の香長中)  私たちの香長中学校では、四年前から本格的に花を育てています。今ではたくさんの花があちこちの花壇やプランターに咲き誇って、私たち生徒の心を和ませてくれています。

 きっかけは、T先生が転任して来たことです。先生は学校の状態を見て思いました。「環境が人を育てる。花をたくさん育てて、環境をよくしよう」

 当初には、心ないいたずらもありました。しかし、先生の手伝いをする生徒たちが次第に増えてきました。草引きをしたり、土を運んだりしています。夏休みの早朝に、毎日1時間以上かけて、花に水をやっていた生徒たちもいます。花へのいたずらは去年から全くありません。

 今年、初めて生徒会執行部が呼びかけて、フラワーボランティアを行いました。140人もの人たちが参加して、美しく咲かせるための世話をしました。連休が終わって登校した私たちをたくさんの花がほほ笑んで迎えてくれました。

 学校に来られるお客さんも「花がとてもきれいですね」と褒めてくれます。また、生徒全員の表情が穏やかだとも言われます。

 今、香長中学校は明るく活発な学校になっています。たくさんのボランティア活動、高知新聞でも紹介された朝読書などいろいろな活動があります。部活動では、女子柔道部が全国大会で団体準優勝、3年連続個人優勝などすばらしい成績を収めました。花が増えるとともに、香長中学校も伸びてきました。

 今後の課題は、先生に頼り切るのではなく、私たち生徒が主体になって花を育てていくことです。そして、誇りある香長中学校にしていきたいと思っています。

 もうすぐ冬になります。花壇はさびしくなりますが、春になればいっぱいの花が、また私たちを包んでくれることでしょう。  

(小笠原千紗、栗原磨美、竹村仁美、高見奈甫、菅谷満里絵記者)

 【写真説明】色とりどりの花が生徒の心を和ませてくれます(南国市大そね乙の香長中)

学校で英語に親しむ 日章小

ALTの先生とゲームを楽しむ児童ら(南国市田村乙の日章小)  日章小学校の校区には高知大農学部や高知高専などがあり、十数年前から外国からの留学生の方が多くすんでいて、今も60人ほどがいるそうです。中には家族で来ていて、日章小に通っている友達もいます。そこで、私たちは英語や外国のことに親しむ学習をしています。その中のいくつかを紹介します。

 まず一つ目は、校内の掲示板や教室名の表示などです。玄関ホールの「国際黒板」には、外国の方からいただいたカレンダーや外国に帰った友達からの手紙などが飾られています。そこにはサザエさんの家族を例に、父や母などの呼び方を英語で書いた物などもあります。また「Art room」など英語で教室表示をしています。

 二つ目は、ちょっとめずらしい「世界の遊びクラブ」。テレビ朝礼や集会で外国の遊びやクイズなどを紹介してくれます。新しく来た先生に英語でインタビューしたり、七夕集会ではALTの先生と一緒に英語の遊びを紹介してくれました。全校で英語にも親しみながら、楽しくゲームができました。

 3学期の学習発表会には、留学生の方が英語劇をしてくれたり、生活の様子を話してくれたりします。ALTの英語の学習では、2年生がミニハロウィーンをしたり、6年生が手作りパスポートをしたりします。

 留学生の方は私たちの学校や日本のくらしをどう思っているのか、保護者の方にインタビューしました。「英語の手紙や校内表示があって分かりやすい」とか、「くらしの中で漢字が使われていることが多く困ります」と話してくれました。こんなに話したのは初めてでした。これからもますます交流を盛んにしていきたいです。  

(寺尾圭一郎、小川沙也加、竹島智美、宮崎真嘉、北村陽奈記者)

 【写真説明】ALTの先生とゲームを楽しむ児童ら(南国市田村乙の日章小)

私たちの主張

未来守るリサイクルを 北稜中

 現在日本は、世界で最も豊かな国の一つだといわれています。

 しかし、皆さんは豊か過ぎると思ったことはありませんか? 私たちの身の回りを見てみると、一家にテレビや車が何台もあったり、服や靴、装飾品など必要以上に買っていたりすることがあります。世界の中には必要最低限の物や道具で幸せに暮らしている国があります。

 私たちの学校では、生徒会の呼びかけで毎年廃品回収を行っています。昭和40年代ごろに始まり、30年以上の歴史があります。今年、私たちは、回収したものはどういうふうに扱われているのか、インターネットで調べてみました。

 空き缶の中でも、アルミ缶は特に価値が高く、再利用されていることが分かりました。新聞紙は回収された後、トイレットペーパーやノートなど身近な生活品に生まれ変わります。また、ビンも色別に回収して、再利用されています。

 生徒会では、この再利用のしくみを全校生徒に伝えました。廃品ではなく、資源であることから全校生徒に募集して、名称を「Let,sリサイクル」に変更しました。身の回りの資源を再利用することは地球の環境にとって大変大事なことです。私たちは、「Let,sリサイクル」の取り組みを継続し、環境に対する意識を高めていきたいと思います。

 地球環境が変わりつつあります。放牧や樹木の切り過ぎにより砂漠周辺の森林や草地が砂漠化しています。生物の宝庫といわれる熱帯雨林も半減しました。酸性雨やオゾン層の破壊の問題、放射能汚染や海洋汚染などの問題もあります。

 私たちの住む地球を守るために今、私たちにできることは何でしょうか? いきなり地球が汚染されたわけではありません。地域や家庭の汚染が地球汚染につながるのです。

 私たちに今できることを考えましょう。ゴミの量を減らす、水や電気のエネルギーを使い過ぎないようにすることはすぐできるはずです。また、リサイクルできるものは上手に利用して、私たちの大切な故郷=地球を守っていきましょう。私たちの幸せな未来のために!

 故郷を守ろう!  

(平田健介、横畠里沙、浜田思乃記者)

 首長メッセージ・南国市長 浜田純  たくましい夢や希望

 高知新聞創刊100周年の節目に、南国市を舞台に「ふれあい高新in南国」が開催されますことをたいへんうれしく思っております。

 古くから「土佐のまほろば」と称されてきた南国市は、おだやかな気候と風土のもと、豊かな文化の薫りと豊穣(ほうじょう)に恵まれて発展してまいりました。

 現在は、高知龍馬空港や高知自動車道、ごめん・なはり線など各種交通の拠点として、また、南国オフィスパークなど産業の拠点として、新しいまちづくりが進みつつあります。

 今回紙面に紹介される小中学生のみなさんの記事を拝見し、よき伝統への誇りと、まちへの夢や希望が伝わってまいりました。若い市民のさわやかでたくましい息吹が感じられ、南国市は次の時代も確かな歩みで歴史を刻んでいくものと確信しました。

 南国市歌に「かがやく明日あり 意気ありて」という一節があります。まさに、わがまちの未来は輝いています。

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