高知新聞
天気追加:
地震情報
花粉予報
中部の天気
東部の天気
西部の天気

高知のニュース
国内・国際ニュース
おすすめトピックス

高知新聞購読申し込み

携帯サイト
iPhone版も登場!
坂本龍馬の部屋

とさあち
いちの土佐
おすすめグルメガイド

ピックアップ
楽しもう英語 English is Fun!!
岩崎四代物語
高知ファイティングドッグス

まんが
きんこん土佐日記web版
単行本7巻発売!
にゅーすけっち

病院・診療所 診療科目ガイド


47CLUB高知繁盛記

ミュージアムマップ
イベント情報

音声ブラウザーご使用の方へ

47clubでお買い物

Google


 
高新写真コンテスト募集
声ひろばなど投稿
記事データのご利用
後援申請の用紙
サイトからのお知らせ


高新住宅総合展示場ライム

土佐いごっそう倶楽部

47news

釣りタイムズ
地球33番地公式サイト

企業情報
高知県内リンク
南海トラフ―室戸沖深海底を探る―
第2部・コアセンターの挑戦 【3】
7000メートル掘削には2年も
 海洋科学技術センター(JAMSTEC、神奈川県横須賀市)が建造中の地球深部探査船「ちきゅう」と、高知大学海洋コア総合研究センターが進める統合国際深海掘削計画(IODP)。スタートは今年10月からだ。

 「ちきゅう」は年内にほぼ完成。試験航海、試掘を経て18年秋から正式運用になる。今春完成した高知大のコアセンターも、それまでに掘削試料(海洋コア)の受け入れや、試料を分析できる若手研究者の育成など、万全の態勢を整えなければならない。

昨年1月に進水式を迎えた「ちきゅう」。現在は長崎で残る工事が続いている(岡山県玉野市)  ■ マントル目指す

 IODPの日本側の大きな目的は、マントル上部までの掘削▽地震発生の解明と予測▽地下生物圏とメタンハイドレートの謎や地球環境の変動の解明―などだ。

 特に「ちきゅう」は深部の海洋コアの採取に威力を発揮する。掘削で生じる泥水を効率的に吸い上げたり、ガスの噴出を防ぐ装置を導入。最終目標は水深4、000メートルの深海底から、地球深部に向け7000メートルの掘削を目指す。

 もちろん、これは人類未踏のマントルの領域。過去の海底掘削の最深記録は中米の太平洋側沖の2111メートル。四国沖の南海トラフでもこれまでに9本が掘削されたが、最深は1300メートルでしかない。

 もちろん、洋上の船から、地球深部まで真っすぐ掘り続けることは容易ではない。JAMSTEC地球深部探査センターの倉本真一博士は「『ちきゅう』も5000メートルを1本掘るのに順調でも1年はかかります。7000メートルだと2年は覚悟しなければならない」。IODPの構想がいかに壮大なものかが分かる。

 ■ まず熊野灘沖

 「ちきゅう」の掘削第1弾は、日本で実施される方向で進んでいる。四国沖がその候補地になる可能性はあるのだろうか。

 「IODPの掘削計画はすべて、研究者グループからの提案制で、現在、南海トラフの南海地震の発生帯を掘る計画が提案されています。これが掘削第1弾になりそう。候補地は幾つか挙がっていますが、室戸沖の発生帯はかなり深く、今のところ熊野灘沖(紀伊半島南東沖)が有力です」と倉本博士は説明する。

 室戸沖の可能性が低いのは残念だが、高知大のコアセンターの安田尚登センター長は四国沖は、別の掘削計画が展開される可能性を力説する。

 「四国沖はメタンハイドレートや、フィリピン海プレートが沈み込む際に、堆積(たいせき)物を陸側に押し付けてできる付加体が注目されています。これらは比較的浅いので、『ちきゅう』ではなく、米国が提供する従来型の掘削船で掘る可能性が高いと思います」

 【写真】昨年1月に進水式を迎えた「ちきゅう」。現在は長崎で残る工事が続いている(岡山県玉野市)

2003年7月17日付朝刊掲載


「南海トラフ―室戸沖深海底を探る―」目次に戻る。

高知新聞フロントページへ


 

サイトマッププライバシーポリシーネット上の著作権新聞購読お問い合わせ