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第10回移動高知新聞
ふれあい高新IN須崎

須崎こども新聞   10月29日朝刊

 「第10回移動高知新聞 ふれあい高新in須崎」の企画、須崎市内の児童生徒による「須崎こども新聞」。2回目は吾桑小、浦ノ内小、上分中、須崎中がニュースを、南中は「私たちの主張」を寄せてくれました。地元名物のリュウキュウや鍋焼きラーメンの紹介のほか、敬老会やお手玉遊びなどのお年寄りとの心温まる交流のお話も。子どもたちの地域への思いがぎっしりと詰まった手作り新聞をどうぞ。

売り出せリュウキュウ 多種多様な料理に挑戦 上分中

水洗いしたリュウキュウをむいていろんな料理にも挑戦しました(上分中)  「となりのトトロ」で雨の中、トトロがさしている大きな葉っぱ。上分にはあんな葉っぱがたくさんあります。リュウキュウの葉っぱです。リュウキュウの正式名称は「はすいも」。沖縄から伝わったことからリュウキュウとも呼ばれています。茎の部分を食べます。シャキシャキとした食感が好まれ、酢の物やみそ汁など多種多様な料理に使われています。

 上分はこのリュウキュウの全国有数の産地です。JA土佐くろしお(須崎市・葉山村・中土佐町)の昨年の出荷量は137トン。そのうちで74トンは上分から出荷されています。出荷時期は3月から9月ごろ。北陸・近畿・九州など全国各地に送られ、料亭でも使われています。

 リュウキュウを栽培している青木富雄さんは「比較的作りやすいが、害虫対策や暑いハウスの中での収穫など大変なこともある」と語っています。

 私たちはリュウキュウのことを知るために、リュウキュウ料理に挑戦しました。講師は地域の青木静江さん。酢の物やいため物、みそ汁、つがに汁を作りました。リュウキュウはとても軽く、断面は穴だらけでスカスカです。ささがきにするとシャシャッと音がしました。

 そのまま食べるとスポンジを食べているようで、長い間口の中に苦味が残りました。塩でもむと、抱えるほどの金だらいいっぱいあったのが、手のひらに収まるくらいになりました。みそ汁に入れると味が染み込み、酢の物とは違った食感が味わえました。いため物は初めてでしたが、意外とおいしかったです。

 リュウキュウはどんな調理方法、味付けにも合いました。次はカレーに入れたり、てんぷらやサラダにしたり、リュウキュウの可能性を追求したいと思います。

 こんなにおいしいリュウキュウをたくさんの人に知ってもらい、食べてほしいと思います。世界に羽ばたけ! 上分のリュウキュウ―。  

(青木美弥、中山朋子、橋田歩、堀内彩加、松岡希和記者)

 【写真】水洗いしたリュウキュウをむいていろんな料理にも挑戦しました(上分中)

鍋焼きラーメンは誇り 全国に須崎市アピール 須崎中

卵を落として鍋焼きラーメンの出来上がりです(須崎市内の食堂)  みなさんは、須崎名物「鍋焼きラーメン」を食べたことがありますか。今、須崎市には「鍋焼きラーメン」を扱っている店が46店舗もあります(15年3月1日現在)。

 では、なぜ今、「鍋焼きラーメン」なのでしょう。そこには、「食」を使って、須崎市を全国にアピールしたいという“鍋焼きラーメンプロジェクトX”の熱い思いがありました。そのプロジェクトチームでは「ラーメンMAP」を作製し、須崎市を訪れてくれる観光客に広く情報を提供しています。

 実際、取材に行って分かったことは、ある一軒の店がすべての味の基本になっているということです。どのお店もその味に近づけれるように努力をかかしません。

 このラーメンプロジェクトのおかげで県外の人が来るきっかけになり、全国に須崎市をアピールできています。

 私たちにとって鍋焼きラーメンは誇りです。広くみんなに愛されていつまでも歴史に残るラーメンであってほしいと思います。みなさんもぜひ一度食べに来てください。  

(笹岡めぐみ、竹崎鮎美、植田美保、土居彩香、中山由衣、藤原明弘、佐々木裕史記者)

 【写真】卵を落として鍋焼きラーメンの出来上がりです(須崎市内の食堂)

お手玉は言葉の代わり お年寄りと楽しい時間 吾桑小

お手玉大会で練習の成果を披露しました(福岡市の福岡県立スポーツ科学情報センター)  ぼくたちは、5年生の秋に運動会の種目として、お手玉に挑戦することになりました。さっそく、地域のおばあさんたちに来ていただいて、お手玉を作るところから始めました。

 初めてのお手玉作りは、針や糸をうまく使えないうえに、大きさが違っていたり、破れて小豆が出てきたりして大変でした。でも、4枚の布を縫い合わせてようやく自分のお手玉ができた時は、とてもうれしかったです。

 それから練習を続け、総合的な学習の時間に、地域にある「老人デイサービスセンターばんだ湯の香荘」のお年寄りの人ともお手玉遊びをしました。車いすに乗ったおばあさんがとても上手でびっくりしました。

 練習に練習を重ねてできるようになった僕たちだけど、おばあさんたちはすっとできます。さすがだなあと思いました。また、子どものころは、みんなお手玉をしていたけど、最近の子どもたちはしなくなっていたので、僕たちが始めてくれてうれしいといってくれました。

 ぼくたちは、お手玉遊びをするようになってからたくさんの人たちと出会いました。今までは、あまり親しくないおじいさんやおばあさんと話をするのに恥ずかしくてモジモジしていたけど、お手玉遊びを通じて、楽しく交流することができるようになりました。

 お手玉が上手になった僕たちは、「須崎市のお手玉遊び大会」や愛媛県新居浜市で行われた「市民大会」にも参加しました。そこでは、病院の職員の方が、入院されているお年寄りの人と一緒にお手玉をしているということを知り、やっぱりお手玉は、僕たちとお年寄りの方とをつないでくれる橋だなあと思いました。

 心が温かくなるお手玉をし、たくさんの人との出会いながら、9月、「全国お手玉遊び福岡大会」へも参加しました。小学生団体戦で12チーム中、優勝と3位を勝ち取ることができ、とてもうれしかったです。

 初めは、「おもしろいかな?」と思っていたお手玉ですが、たくさんの人たちとの出会いがあり、言葉の代わりをしてくれました。

 こんなお手玉遊びをみなさん一緒に始めてみませんか?  

(堅田真衣、梅原雅史、竹下智晃記者)

 【写真】お手玉大会で練習の成果を披露しました(福岡市の福岡県立スポーツ科学情報センター)

敬老会でエイサー お年寄り150人大満足 浦ノ内小

敬老会はお化しょうしたおばさんたちの演技で盛り上がりました(グリーンピア土佐横浪)  私たちの住む浦ノ内では、毎年9月15日に75歳以上のお年寄りを招待して、敬老会をしています。私たちはグリーンピア土佐横浪での敬老会に取材に行きました。

 会場に入ると、話し声があちこちから聞こえて、ざわめいていました。出席されたお年寄りは、約150人くらいいたのでその多さにおどろきました。

 いろいろな出し物が始まりました。はじめは浦ノ内保育園の子どもたちによる、鳴子踊りです。みんなねじりはちまきとはっぴ姿で、かわいらしく踊っていました。

 その後、地域の人たちが、歌や踊りをひろうしてくれました。びっくりするような手品もありました。出し物の間には、くじ引きもありました。おばさんがお化しょうをして子ども服を着て、小さな子どもになりすまして登場しました。みんなにも大好評で、しばらく笑いや拍手が鳴りやみませんでした。

 深浦子ども会による沖縄民舞エイサーが始まると、それまでのなごやかな感じとは少し違った会場のふんい気が伝わってきました。踊り子たちは真剣な表情で踊っていました。後半は迫力も出てきました。太鼓とばちのはじける音が響いていました。

 エイサーが終わると、会場いっぱいの拍手が聞こえていました。エイサーを踊った友達は「すごく緊張したけれど、おじいさんやおばあさんが喜んでくれたのでとてもうれしかった」と話してくれました。おひねりを放ってくれたおばあさんもいたそうです。

 おじいさんやおばあさんも「元気に踊れていた」とか「手品がおもしろかった」など話してくれました。とても満足そうでした。

 年に一度の敬老会はお年寄りの人たちにとって一つの楽しみだと思います。取材を通して、地域の人たちが、お年寄りを大切にしているなと感じました。  

(上田文乃、上野憩、東野亜美記者)

 【写真】敬老会はお化しょうしたおばさんたちの演技で盛り上がりました(グリーンピア土佐横浪)

私たちの主張

部活で夢実現 支援に感謝

 私たちの住んでいる南地区は人口1538人。穏やかな野見湾に面した養殖業の盛んな地域です。私たちの地域でも年々高齢化、少子化が進んでいます。でも南地区は元気です。養殖業での水揚げ高は県内第2位です。主な魚はタイやカンパチ、アジなどです。毎年春には「元気なお魚祭り」が開催されます。

 私たち南中学校生徒も元気です。勉強や生徒会活動、部活動に一生懸命取り組んでいます。今年の夏は私たちにとって思い出深い夏となりました。

 男子ソフトボール部が全国優勝、女子バレーボール部が県体出場、秋季大会ベスト8入りすることができました。

 私たちの学校は全員部活制です。友達の中には、あまり運動の得意ではない人や、入って初めてボールをさわる人もいました。そんな私たちも、他校に負けたくない、もっと強くなりたいという思いで3年間練習に励んできました。その努力が実って、大きな大会で勝つことができるようになりました。

 バレーボール部は「根性バレー」がモットーです。平均身長154・8センチ。拾ってつなげることを得意として、みんなで一生懸命練習してきました。

 ソフトボール部は、雨の日も風の日も練習を休まずはげんできました。歯をくいしばってボールにむかうへこたれない気持ちとチームワークの良さがチームの特徴です。

 この夏、大きな成果を上げることができたのは、南地区の方々をはじめ、須崎市内外の多くの方々のおかげだと思います。特にソフトボール部の全国大会出場には、たくさんの人々の応援やご協力をいただきました。

 部活動を通して学んだことは、目標をもって努力して続けていれば、夢はかなうのだということです。そして、自分たちが多くの方々に支えられているのだということをあらためて感じました。皆さんありがとうございました。これからも私たちを応援してください。  

(南中記者一同)

 首長メッセージ・須崎市長 梅原一  古里への思いに感激

 「ふれあい高新in須崎」が10月30日から、私たちのまちで開催されることになりました。

 10回目の移動編集局は、須崎市総合福祉センターの2階を使って、須崎市を県内外にPRしていただく絶好のチャンスでもあります。

 高知新聞社の皆さんと、須崎市職員はもちろん、市民の皆さんの協力を求め、特に市の将来を担ってくれる子どもたちの「夢と希望」を語ってもらうことに、大きな意義があります。

 市内の小中学校の皆さんからの投稿を拝見して、それぞれの地域の特性を理解し、地域の活性化につなげる産業おこしなどに着目されていることに感激しました。「ふるさとを愛し、ふるさとの歴史や文化を大切にしよう」という思いが伝わってまいりました。

 昨年の国体の民泊で、地域の皆さんがすばらしいチームワークを発揮されたことが大きな原動力となり、南中学校のソフトボール部と明徳義塾中学野球部が全国優勝の栄誉に輝きました。「『黒潮市』の未来に栄光と繁栄を!」と祈りつつ…。

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