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私たちの主張
世界の現状もっと知ろう
皆さんの小さいときの将来の夢は何でしたか? イラクの子どもに「夢は何?」と聞くと、9歳の女の子が、「安定した生活」と答えたそうです。このニュースを知ったとき、世界と平和、そして今、私たちにできることをテーマに全校生徒で考える機会をぜひ持ちたいと思いました。そこで9月1日の始業式の後、平和集会を行いました。
最初、世界の子どもたちは今どのように日々生活しているのか、世界中の子どもたちが平和に暮らせるためにはどんなことが必要なのかについて学習を深めました。そして、ユニセフ募金を行うことを訴え、9月2日から9月4日まで3日間募金活動を行いました。その結果、2万2178円が集まりました。
これを届けることで、少しでも困っている人の役に立ちたいと思います。そして、この集会を通じて平和についての関心を少しでもみんなに高めてもらえたらと思いました。
その時の呼びかけ文の要旨を紹介します。
私たちが平和に暮らしている間にも世界のどこかでは自分たちと同じ人間が苦しんでいます。世界で5歳になるまでに命を失う子どもは、1年間で約1100万人、1日で3万人。原因は肺炎や下痢による脱水症状など、予防や治療できる病気がほとんどです。また約2億5000万人の子どもが生活のために働いています。
皆さんは「平和」とはどんなものだと思いますか? 私たちはみんなが安全に、健康に、幸せに、人間が人間らしく暮らせる環境にあることが「平和」だと思います。私たちは不自由のない環境で暮らしていますが、同じ地球上に住む、同じ人間なのに、私たちとはまったく違った生活をしている人がいます。
私たちは、きれいな水を飲み、十分な食べ物を食べていますが、それができない人たちがたくさんいます。きれいな水が出てくる水道がないのです。病気になっても、治してくれる病院がありません。そのような国がいくつもあります。
私たちに今、できることは何でしょうか? それは、世界の現状と事実を多くの人が理解し、知ることだと思います。水もない、食べ物もない、病院も機能していない、子どもたちは学校に行きたくてもいけない、毎日危険と隣り合わせで、「明日はもしかしたら自分が死んでしまうかもしれない」。こんな現状があることを、できるだけ多くの人たちに知ってもらいたいと思います。
同じ地球に暮らす仲間たちという視点からもう一度考えてください。自分にできることはないか考えてみてください。そして、もうひとつ。決して他人事のように感じないでほしいということです。日本もいつ戦争に巻き込まれるなどして、不安定な状態になるかは分からないのです。
(朝ケ丘中記者一同)
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