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ミョウガ出荷量日本一 土佐くろしお農協
光り輝くピンク色の美しい花穂――。須崎市のミョウガは日本一の出荷量を誇る。夏場のピークは過ぎたが、年間通した出荷態勢になっており、今もパック詰め作業に追われている。
本県は、ハウス栽培のミョウガでは全国シェアの97%を生産。これは昭和60年に県園芸試験場がハウスミョウガの栽培技術を確立したことによるもので、現在でも他県の追随を許さず、県全体の出荷額では約70億円に上る。
中でも土佐くろしお農協(須崎市・中土佐町・葉山村)は県全体の生産量の6割を占める。
同農協のミョウガ部会には235人が所属しており、同農協経済部販売課の矢野俊二課長補佐は「各農家での雇用などを考えると、1000人から1500人が従事しているのでは。経済効果としてもすごいものがある」。同市の基幹産業の一つといってもいい。
須崎のミョウガ生産の強さは、何と言っても各農家が30―40代の若い後継者に恵まれていること。ミョウガ部会では若手たちから活発なアイデアが出る。平成12年には、抽選でミョウガの購入者500人に5000円をプレゼントする企画が大きな反響を呼んだ。
また、坂本龍馬をもじった「坂本みょうが」なるユニークなキャラクターも考案。キャラクターを印刷した6種類のパックのシールには、「ギョーザ」「豚肉巻き」「香りずし」「酢味噌和(みそあ)え」などにミョウガを使ったレシピを紹介している。
さらに、商品の信頼を高めるため、各パックには生産者のコード番号を印字。どの農家が出荷したものか分かる。
矢野課長補佐は「須崎といえば、鍋焼きラーメンとともにミョウガを挙げてもらえるように頑張りたい。合併協議を進めている中土佐町とも連携し、名物のカツオのたたきにはミョウガを必ず添えるなどの試みで定着を図りたい」と話している。
【写真】日本一の生産量を誇る須崎の特産物、ミョウガ。年間通して出荷が続く(須崎市浦ノ内)
(2003年10月31日朝刊掲載)
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