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「中山まつり」復活を 安田町で40年ぶり計画

安芸郡安田町の中山地区の住民らが、長らく行われていなかった地区の祭りの復活を計画している。ごめん・なはり線の開業に触発されて生まれた地域活性化のアイデアで、メンバーは「地区全員が参加できるイベントにしたい」と張り切っている。
中山地区は昭和の大合併以前の旧中山村で、同町間下以北の11集落からなる中山間地域。秋の神祭が地区の祭りだが、人口減などで、今では出店もなく細々としたものになっている。
しかし40年ほど前、地区の青年団が開いた「中山まつり」は盛大だった。地区中から人が集い、歌や踊り、相撲に興じ、酒を酌み交わしたという。だが、祭りはこの1回限りで、以後途絶えていた。
復活話が持ち上がったのは今年6月。なはり線開業を控え、各地区で地域おこしの取り組みが活発化しているのを知った住民が、「中山も独自のイベントを」と提案した。現在約15人の有志が集まって「中山夏まつりやろう会」を結成し、企画を練っている。
このほど行われた会合では、8月31日夕方から中山小中学校グラウンドでの開催を決定。「集落対抗歌合戦をやろう。盛り上がるぞ」「子どもらにも何かやってもろうたら皆喜ぶで」「学校の先生も出し物を」などと知恵を絞った。
有志の集まりとあって活動資金はゼロだが、スポンサー集めはしない。メンバーは「町の夏祭りでフリーマーケットでもやれば、いくらか資金はできる。自分たちの手づくりというところにこだわろう」と話し合っている。
「あまり背伸びせず、できる範囲でいい。1回だけでなく、ずっと続けたいからね」とメンバー。山あいの里に笑顔が広がる日はもうすぐだ。
【写真】「中山まつり」復活へ計画を練る地区の住民ら(安田町内京坊)
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