|
夕涼み会へ和太鼓練習 奈半利幼稚園

安芸郡奈半利町の町立奈半利幼稚園が、園児の教育に和太鼓を取り入れている。演奏を通じて園児らの生きる力をはぐくむのが狙いで、定期的に外部の指導者も招く熱心さ。13日に同園で開かれる夕涼み会でのお披露目へ、園児らは連日練習に励んでいる。
同園の和太鼓指導は5年ほど前から。中西以津子主任(42)は「和太鼓は打つ時と待つ時と、けじめの訓練にもなるし、集中力がつく教材」と効果を説明する。
当初、同園には和太鼓が1張りしかなかったが、一昨年に新たに16張りを購入。さらに昨年からは、県内の和太鼓グループで組織する土佐和太鼓文化研究所の明神宏和所長(75)=高知市潮新町2丁目=に定期的に指導を受けている。
園児は現在、4歳クラスが25人、5歳クラスが30人。通常はクラスごとに週1、2回程度の練習だが、夕涼み会が近くなり、最近は毎日取り組んでいる。
5歳クラスの練習では、沖縄民謡調の曲に乗って、園児らが担任の松田みち教諭(40)と声を合わせて「トン、ヤー、トン、ヤー!」。元気いっぱい太鼓を打っては決めのポーズ。1つの太鼓を2人で打ったり、6人で回りながら打ったりと陣形も次々と変わり、園児らは皆真剣な顔つきだ。
職員らも明神所長から和太鼓の手ほどきを受けている。同町には地域を代表する太鼓演奏がないこともあり、同園は「将来は園児ともどもさまざまな地域の行事に参加できれば」としている。
【写真】夕涼み会でのお披露目に向け、練習に励む園児ら(奈半利幼稚園) |