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鉄道新線の次は高規格道 北川奈半利道路一部開通へ

安芸郡北川村柏木と奈半利町芝崎を結ぶ北川奈半利道路(5・0キロ)の一部が、本年度末にも開通する。高速道並みの機能を持つ地域高規格道路で、四国初の開通。将来は高知市や徳島市とも自動車専用道路で結ばれる計画で、ごめん・なはり線に続いて県東部の交流人口増が期待される。
北川奈半利道路は、徳島県阿南市と安芸市を結ぶ阿南安芸自動車道(約110キロ)の一部。国道493号のバイパス道路として、8年度から県が事業主体となり約200億円をかけて整備を進めている。設計速度80キロの自動車専用道路だ。
本年度内に開通する見通しなのは北川村の柏木―野友間3・6キロで、それぞれにインターチェンジが設けられる。
現在の国道に比べて短縮距離はわずか1キロ、時間にして数分だが、寺尾幸次北川村長は「国道は雨が降ったら通行止めになってしまう。田舎の道路は誰も通らないと都市で言われるが、そういう事情が分かっていない」と必要性を強調する。
阿南安芸自動車道は阿南市で四国横断自動車道に、安芸市で一般国道の自動車専用道路・高知東部自動車道に接続する計画。実現すれば、県東部は高知市や徳島、高松市、さらには近畿圏もぐっと近づくわけで、寺尾村長は「北川温泉などをPRして交流人口増につなげたい」と期待する。
「逆に言えば、北川奈半利道路だけではあまり意味がない。四国初の高規格道開通を、その他の区間の着工の呼び水にしたい」と県安芸土木事務所。
現状では県東部は四国の高速道路網から抜け落ちている。道路行政に厳しい目が注がれる時代、曲折も予想されるが、本県にとって理想の高速道路網の実現へ、来年3月には北川村から大きな一歩を踏み出すことになる。
【写真】本年度内の一部開通を目指す北川奈半利道路。地域高規格道路としては四国初となる(北川村野友乙)
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