|
海眺め食事を 奈半利駅の食堂が大盛況
1日のごめん・なはり線の開業に合わせて、奈半利駅(安芸郡奈半利町)内にオープンした“海の見えるレストハウス”が人気だ。地元出身のシェフがUターン開店したイタリア食堂「トンノ」。景色と食事が同時に味わえるとあって、終日鉄道ファンや地元住民らでにぎわっている。
地上8メートル。3階の展望デッキに隣接し、太平洋や羽根岬が一望できる。昼時になると、親子連れらでテーブル、カウンターとも満席。オープン初日は何と「40分待ち」に。一方、夜間の主な客層は列車通勤の会社員ら。ワイングラス片手に会話に花を咲かせている。
店主の松岡俊さん(31)=奈半利町乙=は同町出身。高知市内の調理師学校を卒業後、同市内の老舗イタリア料理店で腕を振るっていた。「地元で自分の店を持ちたい」と考えていた矢先の5月、同駅舎を管理する町商工会から声が掛かった。
開店まで準備期間はわずか1カ月。集客に不安もあったが、ふたを開けるとこの盛況ぶり。「何が何やら分からん状態でしたが、正直ほっとしてます」と、疲れた中にも充実の笑みが浮かぶ。
「みんなが食べ慣れた素材で、新しい料理を提供していきたい」と松岡さん。ゆずドレッシングを使ったサラダ、地元でとれたシーフードのスパゲティ…。忙しい仕事の合間を縫って、次のメニューを練っている。
【写真】盛況の店内。海の見える窓際のテーブル席は一番人気だ(奈半利駅内のイタリア食堂「トンノ」)
奈半利駅花壇に町議が300本植栽
ごめん・なはり線利用客の目を楽しませようと、安芸郡奈半利町の竹崎邦博議長ら議員13人が2日、奈半利駅の花壇に季節の花約300本を植えた。
議員は、恒例となっている役場の花壇植え替えの後、同駅に集合。くわで土を耕した後、色鮮やかなケイトウやマリーゴールドを植え、丁寧に水や肥料をまいた。
作業を呼び掛けた竹崎議長は「整備は鉄道開業前を予定していたが、雨で延期になっていた。さびしかった花壇がこれでやっと華やいだ」と喜んでいた。 |