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奈半利の土蔵を活写 高松市の下村さん個展
奈半利の土蔵を木版画で――。高松市の画家、下村宏さん(55)の個展が安芸郡奈半利町のギャラリー「高田屋」で開かれている。7日まで。
下村さんは1日のごめん・なはり線の開業に合わせて個展を企画。5月に同町を訪れ、街を歩きながらスケッチを描きためた。
特に興味を引かれたのは「水切り瓦」。水切り瓦はしっくいの壁を雨から防ぐためのもので、県東部の土蔵の特徴。「これは絵になる」と感じ、有形文化財にも登録されている同町内の建物を中心に木版画に仕上げた。
ほかにも同町の海岸の風景や、下村さんが学生時代に描いた作品なども展示。油彩画、水彩画も含め36点が並び、訪れた人は見覚えのある風景に見入っていた。
約130年前の土蔵を使用し、下村さんの版画のモデルにもなった高田屋の店主、竹崎邦博さん(60)は「ごめん・なはり線の開通に花を添えてもらい、ありがたい」と話していた。
【写真】奈半利町の土蔵を描写した作品など36点が並んだ(奈半利町の高田屋)
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