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潮風体感!なはり線走る 奈半利中生が体験乗車
「うわあぁぁ。来たあぁぁ」という声とともに汽車はホームの私たちの目の前で止まり、ドアは開いた。そのドアをくぐり中へ入った。すると目の前には別の世界が広がっていた。私たちは感動して声も出なかった。すわるときまでドキドキしていた。
実は、私たちはごめん・なはり線の取材をするため、町の役場にお願いして開業前に体験乗車させてもらったのだ。
汽車はゆっくりと発進した。自分たちの奈半利中学校を見たとき、いつも授業中に見ている汽車に乗っていることをあらためて感じ、「念願の汽車に乗れた!」と感激した。
奈半利川の上を通ったとき、景色をゆうがに楽しんだ。ほかに値するものがないくらい美しかった。さまざまな景色をながめ、潮風にふかれながら汽車はごめん町へ。
窓は大きく、車とは一味違う風景と感じをとらえることができる。
大人のお客さんは、子どもみたいにはしゃぎ、窓にへばりついていた。海が見えたら、みんな一斉に海をながめていた。
各駅ともに緑豊かで、やなせたかしさんの個性あふれるキャラクター、そして、都会では味わえない田舎ならではの落ち着いた時間を過ごすことができる。
緑と海に囲まれて、あたたかい日差しとともに、汽車は走る!
【写真】海沿いを走るごめん・なはり線。潮の香り漂うマイレールは地元の子どもたちの自慢です(奈半利駅周辺)
(蒲原香菜、高松記子、安岡絵利奈記者)
奈半利駅 夕日が日本一
奈半利町に奈半利駅ができた。駅では、たくさんの木が使用されていて、さわると木のぬくもりが感じられた。
トイレには、人が中に入ると電気がつくというおもしろい仕掛けになっている。おもしろいし、しかも省エネ!
目の不自由な方でも安心して使用できるように、エレベーターにも工夫がしてあり、点字や点字ブロックがある。
また、車いすの方でも利用できるように、エレベーターのスイッチは低いところにもある。そして段差も少ないため、不自由なく動けるし、電話ボックスも車いすが入れるように入り口が広く、電話も低い位置にある。
そのエレベーターを下りてすぐの所に北川村、室戸市、東洋町につながるマップなども設置。観光者にも分かりやすい。
ホームに入ると、そこにあるベンチはなんと「掃除道具入れ」も兼ねているという工夫がされている。屋根を見ると、丸みがあり、設計した人の遊び心がうかがえる。
展望デッキに出て、口を開けていると、その中に流れこむ風は塩味だった。夕方になると日本一美しい夕日をながめられる。
近い将来、駅の近くに花畑をつくりたいという話もあるらしい。もしできたらきっとこの駅ならではの潮の香りが楽しめるでしょう。
(蒲原香菜、高松記子、安岡絵利奈記者)
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