「高知競馬」という仕事


 高知市長浜の「高知競馬」は、高知県競馬組合(現在は高知県と高知市で構成)が運営する四国でただ一つの地方競馬です。調教師ら1000人を超す人々が働いています。
 しかし多額の累積赤字を抱え、存廃が論議された結果、平成15年3月、高知県議会は存続支援の関連予算を含む15年度予算案を賛成多数で可決。県競馬組合も従事員全員を14年度末でいったん退職させて出直すことになりました。
 岐路に立つ高知競馬とその周辺を取材するシリーズです。  →関連主要ニュース
                                 →イブキライズアップ余裕の15連勝
                             →連敗記録を更新中!「ハルウララ」人気沸騰


=第5部= 公務員たちの現場

▼1  芝に異様な肥料代 ――関係者「随意契約が当たり前」
▼2  「資金を転がす」 ――元県出納長「それが知恵だったんだ」
▼3  「闇起債ですよ」 ――大町さん「いけいけどんどんだった」
▼4  「つじつま合わせ」 ――窪田元農林部長「むなしい仕事だった」
▼5  団体との関係が… ――元職員「騎手たちがむごかった」
▼6  歴史の積み重ね ――元局員「ものには流れというものが…」
▼7  「官」からの自立を ――野元さん「30年先を考えている人なんていない」
▼8  続く不毛な消耗戦 ――市職員「どっちかがつぶれない限り」
▼9  馬を「真ん中」に ――元職員「前例や協約に縛られるから」


=第4部= 神様を追いかけて

▼1  「まくり」のトク ――競馬ファン「トクやきねや、持ってくるかもねや」
▼2  抜けた、抜けた ――調教師の妻「あんたに賞金の弁償できるの!?」
▼3  坂本さんがあ!! ――トクさん「奇想天外。テクが違う。けたが違う」
▼4  酒を浴びる親友 ――坂本さん「おれ、一度心臓が止まったんだって」
▼5  あいつ一人で… ――本山さん「おれと、おんなじ顔してた」
▼6  同じ騎手なのに ――マスター「トクちゃあーん? ほんとにい?」
▼7  おれみたいな馬 ――馬主「一頭でも負かしたら、承知しないわよ」
▼8  「佐賀行こうぜ」 ――調教師「選ばれたらの話やけど。佐賀は2000や」
▼9  全部覚えてる… ――坂本さん「体を起こして座っちゃったんだよなあ」
▼10  「馬は行かせろ」 ――坂本さん「おれにはもう、においがないんだな」
▼11  最後のチャンス ――北野騎手「トクさんを横に見て走ってきた」
▼12  金のない侍たち ――カメラマン「なんか、かっこええなあ」
▼13  「最後」が終わった ――調教師「トクは完璧。馬のすべてやろ」
▼14  年やし、行くわ ――トクさん「残れるもんなら残りたいよ」
▼15  夢を追う苦労人 ――川添騎手「うちの親、ええもの食べたことなかったですき」
▼16  追いつけんけど ――西川騎手「トクさんは、勝てん馬持ってきたき」


=第3部= 夢の跡流浪記

▼1  影も形も消えた ――中津市職員「ことしの春、すべて解体した」
▼2  「日本最小」の限界 ――故・山口瞳「うかうかすれば潰れちまう」
▼3  涙の最終レース ――予想屋「この半分も入ればなあ」
▼4  エースの大記録 ――沖野騎手「ああ、これで最後やなー」
▼5  行き先探して… ――藤原調教師「情熱があればなんとかなる」
▼6  収益で学校4つ ――岡崎調教師「高知には7頭が行ったよ」
▼7  川で一人で泣いた ――シーさん「わしは残せると言うたんじゃ」
▼8  "お手本"の限界 ――市職員「高知はそれでやれないのかなあ」
▼9  空虚な「優先雇用」 ――ベテラン騎手「仕事があっていいよなあ」
▼10  新聞で廃止知る ――山田さん「予想紙も刷り終わっていた」
▼11  「合意」は1年後 ――奥さん「高知からもカンパもらったよ」
▼12  「やめる」決断力 ――鈴木市長「高知はとてもやめられないと思うね」
▼13  公園化に40億円 ――関係者「やっぱり、やりきれんです…」
▼14  同規模なのに… ――松尾課長「うちは下げ止まりました」
▼15  乗れるだけ乗る ――杉村騎手「中村やけん、高知に移籍したかった」


=第2部= 怒れる仕事師

▼1  なんで僕らあが… ――騎手たち「命張ってやりゆうき」
▼2  馬主さんが怖い ――調教師「どう転んでも赤字なんよ」
▼3  去るスター騎手 ――北野さん「残れるなら残りたい」
▼4  うまみは県市で ――県の担当「使用料を取るのはおかしいかも…」
▼5  「年5億円」が重い ――うわさ話「レジャー企業がはや食指」
▼6  まさに経営不在 ――出向職員「過去の貢献も見てほしい」
▼7  大きい声に譲歩 ――厩舎の声「このままではつぶれるんです」
▼8  ルールか雇用か ――同僚記者「公的資金は認められない」
▼9  流れに乗れば… ――橋口アナ「今一度、存在意義を考えて」
▼10  僕はここで乗る ――西川騎手「去年の賞金が限界やったき」


=第1部= 「オグリ記念」に挑む

▼1  ひと泡吹かせるで ――調教師は目をむいた。「なんで来たんやろ」
▼2  とにかく無事で… ――見送る厩務員「ドンケツでかまん」
▼3  夢追って全国へ ――ファン「ようやったやないか」
▼4  ひと脚200メートル勝負 ――父「最後で差せ。焦るな」
▼5  乗り役さん登場 ――騎手「黒船賞忘れれん」
▼6  アンカツさんは? ――赤岡騎手「あこがれですね」
▼7  アンカツの攻め馬 ――調教師「鍛えるのがうまいんだ」
▼8  人も馬も散り散り ――移籍騎手「一から出直しです」
▼9  盛り上がる祭り ――予想屋「知らないよー、そんな馬」
▼10  最強馬ミツアキ ――調教師「笠松の代表。負けられない」
▼11  ゲートが開いた ――騎手「いかん、ポケットや!」
▼12  お祭りは終わった ――ファン「あのー、サインください」
▼13  甘い経営に泣く ――厩舎「真綿で締められている感じ」
▼14  神様になりたい ――装蹄師「はがき一枚分の違いやね」
▼15  おまえが3着や ――桑名さん「ひっとりで追っていったぞ」

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