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作り手の思いも発信
5月に念願だった自分のブランド「ハンドメイドバッグ スナオ」をネットで立ち上げ、通販サイトで委託販売もしています。
コンセプトは物語のあるバッグ。既製品は売れ残ったら産廃になってしまう。そんな消費の流れがふに落ちないんです。誰かが使っていたに違いない古布を使い、天然素材にこだわって、心を込めて製作しています。
兵庫県出身で大学で造園デザインを学び、結婚後、高知に来てからはデザイン事務所で働きました。出産を前に退社、グラフィックデザインを在宅で続けています。
ネットの発達で、高知でもパンフレットなどの仕事ができます。5歳と2歳の子どもとの時間を大切にしながら、自分のペースで働いています。
仕事を通じて社会とつながっているほうが、余裕を持って子どもに接することができます。でも、広告主のイメージだけでなく、自分のデザインを形にしたいという思いが強くなってきて…。出産後に裁縫を始めたこともあり、好きなバッグを作り始めました。
デザイナーなので、人に見てもらいたい。評価を受けるには、売るのがてっとり早いでしょ。売るだけでなく、作り手がブログで情報発信できる通販サイトの募集を見て、自分に合っていると応募もしました。
そちらは7月から売り始め、人気の作品は即日完売と、思った以上に反響があります。革も手がけ始め、1カ月ごとに新作を出すようにしています。手作りなので数は作れませんが、細く長く続けていきたいです。
子どもが2人いて、実際に店をやるのは難しいですが、ネットショップは初期費用が少なくても持てます。生きてるサイトにするため、更新をまめにしてます。ブログにお客さんからの反響を載せたり、声を受けて改良版を考えたことを報告したりしています。
ネットを通じてお客さんと信頼関係を築き、実際の店みたいに体温が感じられるようにしたい。転勤族なのでネットを通じ、工夫しながら仕事を続けていきたいです。
ショップのURLはオールアバウトhttp://allabout.co.jp/内のSTYLESTORE。
【写真説明】「バッグを手にした女性が、“スナオ”な自分に戻れるようなデザインにしたい」と話す河本さん(高知市朝倉丙)
(2006年9月26日掲載)
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