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発展する母親向け講座
安芸市内で平成15年の暮れから定期的に、NPO法人「とさはちきんねっと」事業の一つとして母親や親子、シニア向けのパソコン講座を開いています。
13年度に全国の地方自治体でIT講習が盛んに開かれました。講座終了後、気軽に勉強を続けられる場所がなかなか見つからない―という声を母親仲間や周囲から聞きました。
たとえ通える時間帯の教室があったとしても、その前に子どもの預け先を確保するなど課題もあります。だから、幼い子ども連れでも学べる講座を開きたいと思ったんです。私たちのサロンは途中で子どもが泣けば、あやしながら学べばいい。お互いさまですから、気兼ねもありません。
開設当初は、年賀状や名刺など生活にすぐ活用できるものが講習の中心でした。仕事でも使える知識を、との受講者の希望に応えるかたちで、16年度にはワード講座も実施しました。
また、学校の授業でパソコンが取り上げられるようになり、親子で学びたいとの要望に応えて、親子向けに名前シール作りや、お絵かきソフトで地図を描く講座なども実施しました。
開設当初はスタッフも少なかったのですが、今では母親サロンで技術を身に付けた人が、運営スタッフに加わってくれています。また、受講者や子育て中の母親が集まり、テープ起こしの仕事を請け負うグループも誕生しました。そんな時に活動の手応えを感じます。
私自身は夫のUターンに付いて高知に来るまで、東京の情報処理サービス会社で働いていました。現在は安田町で暮らしていますが、子どもを持つ主婦向けの仕事は郡部だと特に限られます。SOHOという働き方を選び、データ入力やテープ起こし、パソコンの指導をしています。
ITの世界は進歩が早く勉強は大変ですが、これからはより本格的な内容の講座を開いて、技術を役に立てたい。仲間づくりをしたいなと思っています。
【写真説明】「誰でも気軽に参加できる講座にしたかった」と話す佐野さん(高知市鷹匠町)
(2006年6月27日掲載)
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