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iアプリを開発、制作
大学院ではフロンティア工学コースの清水研究室に属して、コンテンツ流通支援方式について研究しています。簡単に言えば画像や音楽をネット上に安全に流通させ、より多くの人が楽しめることを目指しています。
暮らしの中で身近なコンピューター端末と言えば、携帯電話。パソコンを持ってなくても、携帯は皆持っている。教授の勧めもあり、iモードのアプリケーション(アプリ)の開発を始めました。
手軽に皆で使えるものをと思って作ったのが、付せんアプリ。自分がよく傘を忘れたりするので、携帯にメモ代わりの付せん紙機能を付けたいと考えたんです。
携帯を開けたらすぐ起動し、傘などと打ち込んでおきます。このアプリを初期画面として設定しておけば、携帯を使う度に目に入り、忘れる心配がないでしょう。
次に開発したのは、コンテンツ共有ソフトです。携帯のカメラ機能は良くなっていますが、自分で楽しむぐらいでデータの共有まではなかなかできていません。
コンテンツが自由に行き来することで、使う楽しみと見てもらう楽しみが生まれます。携帯で撮った写真を送信して登録、自由に閲覧、ダウンロードできるアプリを作りました。現在、300人程度の利用があります。
このアプリは制作に1カ月ほどかかりました。携帯とサーバーと両方にアプリを作るんですが、それぞれ言語が違うので苦労しました。研究室のメンバーにいろいろアドバイスしてもらって完成させました。
携帯の機能は日々進んで、いろんなアプリを制作、実験できる環境が実現しています。自分にとってかなり大きな研究対象です。ただ、具体的なアプリ開発だけでなく、今は社会の大枠に興味が移ってきています。
誰もが自分の情報を好きなレベルで公開できる世の中をつくることに役立ちたい。研究を続けるにしても就職するにしても、基本にそうした意識を持っていたいと思っています。
【写真説明】「アプリだけでなく、社会の大枠に興味がある」と話す中原さん(香美市土佐山田町の高知工科大)
(2006年4月26日掲載)
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