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聴覚障害者の聴講支援
要約筆記は耳が聞こえない、聞こえにくい方のために、講演会などの話(言葉)を文字にして伝えるボランティア。手書きとパソコンを使う2つの方法があり、基本は同じですが、パソコンを使うと情報量が多くなります。
というのも、人が1分間で話す早さは450字程度。これに対し、手書きできるのは80字程度で、パソコンを使えば150字ほど打てるからです。
高知では、パソコン要約筆記は5人1組で行います。構成はA、Bの2班に2人ずつと、時間管理のタイムキーパーが1人。進行はまず、A班の2人が、お互いの画面が見られる専用ソフトの入ったパソコンで連携して文字を入力していきます。1文や1段落おきに交互にタイピングしていくといった具合に行い、10分ごとにA、B班が交代します。
難しそうですが、私自身、携帯電話も電子メールも苦手。でも、要約筆記自体は訓練を積めば必ず慣れてきます。
パソコンで便利なのは単語登録ができること。例えば「コミ」と打って変換すると「コミュニケーション」となるようにしておけば、より早く、正確に入力できます。講演会の前には事前に資料を読み込み、その講演に関連した30語ほどを登録して臨みます。
耳が不自由な方には、手話も有効です。しかし、昨日まで音が聞こえていた「中途失聴者」や高齢の難聴者が手話を一から覚えるのは大変。そのような人が、講演会や集会に気軽に参加できる環境づくりに努めています。
「やまもも」の現在の会員数は57人。そのうち、パソコン要約筆記担当が11人。ほとんどのメンバーが仕事を持っていますので、都合がつかないときは派遣依頼を受けられない場合もあります。より多くの人に活動を知ってもらい、参加してもらえたら、と思っています。
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要約筆記ボランティアには「要約筆記奉仕員」資格が必要で、厚労省が定めたカリキュラムに基づく52時間の養成講座を受講する。「高知・やまもも」などは18年度に手書き・パソコン要約ともに養成講座(無料)を開講予定。問い合わせはyouyaku@ps.inforyoma.or.jp
【写真説明】「日本語がとても好きなこと、大阪で阪神大震災を体験したことが『やまもも』参加のきっかけ」と話す平岡さん(高知新聞社)
(2006年2月27日掲載)
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