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IT活用し地域づくり
ITを利用して土佐市新居で、地区住民による住民のためのネットワークを作りたい。大学も就職先も県外で、退職を契機に3年前、新居に戻りました。40年ぶりの古里は、昔ながらのコミュニケーションが薄れているように感じました。
以前は、冠婚葬祭一つとっても地域で力を合わせないとできなかった。現在は、もう、何かにつけて寄り合いをする雰囲気は残っていません。だからと言って、かつてのやり方に戻すことはできないでしょう。
趣味でパソコンを30年ほどやってきました。新居はネット接続などのインフラも整備されており、ITを利用して、今の時代に合ったネットワークづくりを考えたんですよ。
住民同士がつながりを深め、助け合って、生活の質を向上させていければ素晴らしいですよね。その夢の実現へ、今はまだ100分の1程度の段階。最初の一歩として、地区のホーページ(HP)を作り、パソコン勉強会を開いています。
HPは去年6月に試験的に開設しました。地域の自然や、私が参加する「仁淀川の自然と清流を守る会」の活動などを紹介しています。
将来的には地域にとって必要な情報や人を載せたいんです。「回覧板」や「お知らせ」、それに、何かに精通した人を紹介する「新居の達人」などのコーナーを設けたいと思っています。
地域のHPで何よりも大切なのは、住民が必要とする身近な情報。見た目がきれいで技術的に優れたものを作っても、こまめに更新しなければ魅力はうせます。
さらに、住民参加のページづくりも重要です。参加した住民の間に、地域への関心が高まり、作業を通してお互いのつながりも深まります。誰でもページづくりができるようにと、パソコンの勉強会を月2回のペースで開いています。
難しい技術は不要。まずは、パソコンを身近に感じることが大切で、毎回、10人ほどが参加し、楽しみながら学んでいます。今は通信環境がバラバラですが、夏ごろに新居地区にIT環境を備えたコミュニティーセンターができる予定です。
完成後は、センターを拠点に勉強会やHPづくりを本格的にスタートしたい。すぐに、というわけにはいかないが、ネットワークを構築し、住民が力を出し合って地域の“住民力”を高めていければと願っています。
地域のHP「美しいふるさと 土佐市 新居」のURLはhttp://sea.scatv.ne.jp/~tosa-nii/
【写真説明】「今は夢の100分の1の段階です」と話す堀内さん(土佐市新居)
(2005年4月26日掲載)
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