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夏場にきてアクセス急増 観光情報発信 意識に格差
土佐は夏の観光シーズン。「よさこい祭り」をはじめ、海や山の観光地が活気づく。県内の観光情報を一元化、インターネット(Ιネット)で発信しているのが官民で組織する「よさこい高知観光情報ネットワーク推進協議会」だ。このホームページ(HP)「よさこいネット」の運営を任されている県観光連盟=高知市本町一丁目=職員で、同協議会の事務局担当の植森加寿江さん(30)に、観光の情報化への取り組み、今後の運営などについて聞いた。
――まず「よさこいネット」について。
「HPを立ち上げたのは平成九年八月。Ιネットが普及し始めたのに合わせ、いろんな機関や地域が独自にネット内に『高知の観光情報』を出しました。それぞれのHPで情報に整合性がないものもあり、それらの情報を協議会で一本化して発信しよう、とスタートしました。この三年間で、県内の観光地やアクセス紹介など必要と思われるコーナーの整備は終了。観光に特化した『ポータルサイト』として認知されてきた、と自負しています」
――アクセス数は。
「開設当初は一日七十件余りでしたが、現在は数百件ほど。夏場に向かい、このところは七百件を超えてます。県外からのアクセスが中心で『よさこい祭り』や宿泊施設、キャンプ、海水浴場などを紹介した『新着おすすめ情報』などが人気ですね」
――HP運営や制作の上での問題は。
「現在、協議会に加盟している自治体や民間企業など九十会員の観光情報を発信していますが、Ιネットを使った情報発信やその有効性を十分に理解していただけない―など、会員間にまだまだ意識格差があります。また、自治体ですら『うちにはPRするものもないし…』と、五十三市町村の中で二十三自治体しか会員になっていない現実もあり、市町村により温度差があるのが気掛かりです。Ιネットで情報発信するだけでなく、それをビジネスにどうつなげていくか―それが今後の課題です」
――県民やHP読者の参加を狙って新しいコーナーを考慮中とか?
「掲示板に似た『電子会議室』(仮称)を開設して、会員以外の人の声を反映したり、交流できるものを設けたいと計画しています。観光地を訪問した感想や出会った人のこと…観光関連なら何でもいいのです。広く浅い生きのいい情報をやりとりできれば、と思っています」
――最後にHP管理者として今後の抱負を。
「当たり前ですが、古い情報がいつまでも残っていないよう気をつけたい。ネット上にバーチャルモールを立ち上げたり、宿泊施設の予約が簡単にできるなどの付加価値をつけ、単にHPが観光地の案内だけでなく、会員の皆さんにメリットのあるシステムを構築することですね」
よさこいネットのホームページアドレスはhttp://www.attaka.or.jp/
【写真】観光情報の発信にとどまらず、会員にメリットのある仕組みを構築したい、と話す植森さん
(2000年7月25日掲載)
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