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第11回黒潮マンガ大賞 関連記事

99年8月8日(日)

第11回黒潮マンガ大賞 受賞者らを表彰

 第八回全国高等学校漫画選手権(まんが甲子園)が開幕した八日、高知市布師田の高知ぢばさんセンターで、「第十一回黒潮マンガ大賞」の表彰式も行われた。コマの部大賞の横山信夫さん(66)=岡山県倉敷市=をはじめ、県内外から入賞者ら八人が晴れの舞台に臨んだ。

黒潮マンガ大賞の表彰式で賞状を受けるコマ漫画の部大賞の横山さん  式では主催者を代表して岩井寿夫・高知新聞社社長が「新しい漫画家を送り出そうと、平成元年に創設したマンガ大賞も、年々盛んになっている。十一回目のことしは、全国から四百七人・八百八十二点の出品があった。これからも皆さんには、腕を磨かれ、精進して、ご活躍を期待したい。また、このマンガ賞が新人の登竜門となるよう、さらなる発展を期したい」とあいさつした。

 引き続き、ステージ上のマルチビジョンで各受賞作品が紹介される中、岩井社長や「あったか高知」まんがフェスティバル実行委員会の入交太二郎会長らが、入賞者一人ひとりに賞状と副賞を手渡した。

 最後に、審査員を代表してやなせたかしさんが講評。「ことしは、意欲的で面白い作品が多く、審査員の評価も割れて、すごく難しかった。コマ部門では、一コマ部門に若い世代の出品が少なかったことが気になった」などと、審査の裏話や作品評を総括した。

 コマ部門で「多すぎた来賓」の作品で、大賞を受賞した横山信夫さんは「テレビでビルの落成式のテープカットを見て、受賞作品のアイデアがわきました。大賞がいただけるなんて思ってもいなかったので、受賞の知らせに言葉が出ませんでした。これを励みに、また、アイデアが出た時には作品を描きたい」とにっこり。

 一方、「自分の家庭をモデルに」描いた「のりこ絵日記」でストーリー漫画で大賞を受けた伊藤紀子さん(32)=吾川郡伊野町天王南=は「作品は全部家族の生活をそのまんま描きました。大賞をいただけて大変光栄です」。「第二、第三弾の作品を期待しています」の司会者の言葉に、笑顔でうなずいていた。

 入賞・入選作品は「まんが甲子園」の期間中、会場に展示される。

 【写真】黒潮マンガ大賞の表彰式で賞状を受けるコマ漫画の部大賞の横山さん


99年8月1日(日)<朝刊>

第11回黒潮マンガ大賞 受賞作決まる

 高知新聞社が全国から募集した「第十一回黒潮マンガ大賞」の受賞作が決まった。大賞はコマ漫画の部が横山信夫さん(66)=岡山県倉敷市西富井=の作品「多過ぎた来賓」、ストーリー漫画の部は伊藤紀子さん(32)=会社員、吾川郡伊野町天王南七丁目=の「のりこ絵日記」。地元の大賞受賞は両部門合わせて、伊藤さんで六年ぶり七人目。二人には賞状ならびに副賞として五十万円が贈られる。

 同大賞は漫画王国・土佐から新しい漫画家を生み出そうと、高知新聞創刊八十五周年を記念して、平成元年に創設。「あったか高知」まんがフェスティバルの協賛を得て、毎年全国の幅広い年齢層からの応募が寄せられている。

 今回の応募総数はコマ漫画、ストーリー漫画の両部門合わせ四百七人の八百八十二点。十回記念で公開審査が行われ、過去最多を記録した昨年(九百二十九点)に次ぐ作品が集まった。審査では横山隆一、やなせたかし、岩本久則、矢野徳、はらたいら、青柳裕介の県出身、在住の漫画家六氏が選考委員となり、七月上旬に東京で審査が行われた(青柳氏は高知で事前審査)。

 受賞作品は八、九の両日に高知市布師田の高知ぢばさんセンターで開かれる「まんが甲子園」の会場に展示され、八日に表彰式が行われる。


99年7月1日(木)<朝刊>

黒潮マンガ大賞 応募総数最多に迫る882点

 多くの優れた漫画家を生んだ土佐から、新進作家を育成しようと全国から募集していた「第十一回黒潮マンガ大賞」(高知新聞社主催)の応募が締め切られ、最終集計が三十日にまとまった。応募総数はコマ漫画、ストーリー漫画の両部門合わせ四百七人の八百八十二点。十回記念で公開審査が行われ、過去最多を記録した昨年(九百二十九点)に次ぐ作品が集まった。

 同賞は高知新聞創刊八十五周年を記念して、平成元年に創設。「あったか高知」まんがフェスティバルの協賛を得て、毎年全国から力作が寄せられている。

 事務局を務める高知新聞企業の集計では、コマ漫画の部に三百五十九人から八百三十二点、ストーリーの部には四十八人から五十点の応募があった。うち県内は、両部門で五十八人の九十二点が寄せられた。

 都道府県別にみると、本県に次いで東京都の四十八人、大阪府二十八人、埼玉県二十五人などとなっている。年齢は十一歳から八十五歳まで幅広い世代にわたっている。

 両部門の審査は七月上旬に東京都内で行われ、八月上旬の高知新聞紙上で発表される。


99年6月18日(金)<朝刊>

締め切りまで1週間 常連中心に全国から力作

 漫画家を数多く輩出している高知を舞台に、飛躍する作家を育成しようと毎年、全国から公募している「第十一回黒潮マンガ大賞」(高知新聞社主催)の締め切りが一週間後の二十五日に迫った。同賞事務局の高知新聞企業(高知市本町三丁目)には、全国の作家から力作が次々と届いている。

カラーのコマ漫画を中心に全国から力作が届いている(高知新聞企業)  同賞は高知新聞創刊八十五周年を記念して平成元年に創設された。コマ漫画、ストーリー漫画の二部門に、毎年全国の幅広い年齢層から応募がある。

 十七日までに寄せられた作品は、両部門合わせ約七十人の約百八十点。常連を中心に北海道から沖縄まで、全国各地から集まった。職業はプロの漫画家やイラストレーターのほか、主婦や学生など、さまざまだが、年齢的には五十代から六十代が多い。

 コマ漫画は第十回からカラー作品が出品可能になったことから、大半がカラー作品。色は鮮やかだが、世紀末の世相を反映して、リストラや戦争など暗いテーマを取り上げたものが目立つ。そんな中、ことしの話題であるトキや団子の漫画も交じっている。

 事務局はこれから締め切り間際に、地元を中心とした駆け込み応募が集中すると見ており、「若い人の応募と、明るく楽しい作品もお願いしたい」とさらなる出品を呼び掛けている。

 審査は七月七日に東京で行われ、八月上旬の高知新聞紙上で発表される。

 【写真】カラーのコマ漫画を中心に全国から力作が届いている(高知新聞企業)


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