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2000年8月8日(火)<夕刊>
第12回黒潮マンガ大賞表彰式 相沢さんら喜び新た
「まんが甲子園」の会場となっている高知ぢばさんセンターでは、高知新聞社が主催する「第十二回黒潮マンガ大賞」の表彰式も行われ、県内外から五人の入賞者が出席した。
ことし大賞を受賞したのは、コマ漫画の部が京都市の主婦、北村いおさん(49)。ストーリー漫画の部は東京都中央区の警備員、相沢拓さん(45)。
式では岩井寿夫・高知新聞社社長が「皆さんおめでとうございます。作品のレベルも年々高くなっており、この大賞の発展と新進漫画家の育成にご協力をお願いしたい」とあいさつ。岩井社長、入交太二郎・あったか高知まんがフェスティバル実行委員会会長らから、入賞者にそれぞれ表彰状と副賞が贈られた。
表彰状を手にしたストーリー漫画の部大賞の相沢さんは「(警備の)仕事が終わってから漫画をかいています。仕事場の仲間も受賞を喜んでくれた。来年以降も毎年参加したい」と、喜びを新たにした。
最後に審査員を代表して、はらたいらさんが「絵も、アイデアもいい。レベルが高くて選考に苦労した。世界的にも誇ることができる大賞だと思う。われわれプロも刺激を受けた。来年も素晴らしい作品を期待している」と講評した。
入賞作品は「まんが甲子園」の期間中、会場に展示される。
【写真】入交太二郎・あったか高知まんがフェスティバル実行委員会会長から表彰状を受けるストーリー部門大賞の相沢拓さん(右、高知ぢばさんセンター)
2000年7月28日(金)<朝刊>
第12回黒潮マンガ大賞 2部門の受賞者決まる
高知新聞社が全国から募集し、力作が寄せられた「第十二回黒潮マンガ大賞」の審査が行われ、受賞者が決まった。大賞はコマ漫画の部が北村いおさん(49)=主婦、京都市西京区御陵北山町=の作品「修行」、ストーリー漫画の部は相沢拓さん(45)=警備員、東京都中央区日本橋浜町三丁目=の「新イソップ話 リスとイノシシ」。二人には賞状ならびに副賞として五十万円が贈られる。県勢ではストーリーの部の佳作に高岡郡中土佐町の船員、なかはらしげひろさん(51)が入賞したほか、両部門で五人が入選を果たした。
同大賞は多くの漫画家を輩出した漫画王国・土佐から新しい作家を育てようと、高知新聞創刊八十五周年を記念して、平成元年に創設。「あったか高知」まんがフェスティバル実行委員会の協賛を得て、毎年全国の幅広い年齢層から作品が寄せられている。
今回の応募総数はコマ漫画、ストーリー漫画の両部門合わせ三百十五人、六百三点。審査員は県出身、在住の漫画家六氏。横山隆一さんが病気療養のため、審査に加わることができなかったが、岩本久則、矢野徳、はらたいらの三氏が七月上旬に東京で審査。やなせたかし、青柳裕介両氏も個別に事前選考した。
入賞・入選作品は八月八、九の両日に高知市布師田の高知ぢばさんセンターで開かれる「まんが甲子園」の会場に展示され、八日に表彰式が行わる。
「第十二回黒潮マンガ大賞」のコマ漫画・ストーリー漫画両部門の佳作、入選者は次の通り。(敬称略)
◆佳作(賞状と副賞二十万円)
【コマ漫画の部】
「ひと休み」 山根 青鬼(64)=本名・山根忠、漫画家、東京都八王子市めじろ台
【ストーリー漫画の部】
「ミサイルの森」 なかはら しげひろ(51)=本名・中原繁博、船員、高岡郡中土佐町久礼
◆入選(賞状と副賞五万円)
【コマ漫画の部】
「お出かけ」 岡 いくお(61)=本名・岡林郁生、無職、高知市横浜新町
「いただきまぁーす」風瀬 一人(46)=本名・鵜飼芳生、漫画家、名古屋市南区鶴田
「謝罪会見」 キクチマサフミ(59)=本名・菊池正文、会社員、北九州市小倉南区湯川新町
「望郷」 鈴木 一朗(42)、塾講師、大阪府東大阪市友井
「無題」 朴 順容(パク・スンヨン)(23)、京都精華大学3回生、京都市左京区岩倉河原町
【ストーリー漫画の部】
「天国から来たパチンカー」 丹羽 やすし(42)=本名・丹羽康詞、自由業、愛知県犬山市富岡新町
「風の中で…」 松本 文雅(53)、漫画家、高知市長尾山町
「リトルハウス」 仲 いづみ(41)=本名・井本伊都美、主婦、土佐市蓮池
「英雄伝説」 森本 輝美(18)、無職、高知市江陽町
「かんじょうせんのおっちゃん」 鮫島 猫美(35)=本名・西山裕美、主婦、高知市薊野
2000年6月30日(金)<朝刊>
応募作品最終集計 315人から603点の力作
優れた漫画家が多く生まれている本県から、次の世代を担う作家を育成しようと全国から募集した「第十二回黒潮マンガ大賞」(高知新聞社主催)の応募が締め切られた。二十九日にまとまった最終集計によると、コマ漫画、ストーリー漫画の両部門に合計三百十五人、六百三点の応募があった。
同賞は平成元年、高知新聞創刊八十五周年を記念してスタート。「あったか高知」まんがフェスティバルの協賛を得て、毎年全国から熱心な投稿が寄せられている。
事務局の高知新聞企業によると、今回はコマ漫画の部に二百五十人から五百三十四点、ストーリーの部は六十五人から六十九点の応募があった。昨年と比べ、コマでは約三百点減ったが、ストーリーは約二十点増えている。
県内からの応募は両部門で六十一人、百九点と昨年よりやや増えた。県外では東京都の三十三人を筆頭に、京都府二十二人、大阪府十六人と続いている。年齢は十一歳から八十八歳まで、職業も会社員や学生、イラストレーター、漫画家などさまざまな人たちの力作がそろった。
審査は七月上旬に東京都内で行われる。結果は同月下旬の高知新聞紙上で発表される。
2000年6月16日(金)<朝刊>
締め切り迫る 全国から力作次々と
優れた漫画家を数多く輩出してきた土佐から、新たに飛躍する作家を育てようと毎年、全国から公募している「第十二回黒潮マンガ大賞」(高知新聞社主催)の締め切りが二十二日に迫った。事務局の高知新聞企業には、全国の作家から練りに練った力作が次々と届いている。
同賞は高知新聞創刊八十五周年を記念して平成元年に創設。コマ漫画とストーリー漫画の二部門に、毎年全国の幅広い年齢層から応募が続いている。
十五日までに寄せられた作品は、両部門合わせて百四十五点。常連を中心に、北海道から沖縄県までほぼ全国をカバー。年齢的には五十代、六十代が多いが、十代のフレッシュな作品も交じっている。
コマ漫画は、そのほとんどがカラー作品。各地で相次いだ警察の不祥事をテーマにしたもののほか、若い女性の間で流行している厚底靴を描いた漫画が目立っている。近づいてきた九州・沖縄サミットや介護問題を扱った絵もある。ストーリー漫画でも、それぞれのタッチを生かした個性的な作品が集まってきた。
昨年は最終的に八百八十二点の作品が集まった。ことしはやや出足が遅いが、締め切り間際に、地元を中心とした駆け込み応募が期待できそうだ。事務局は「やはり世相を感じさせる漫画が多い。まだまだ面白い作品が届きそう」と話している。
審査は七月七日に東京で行われ、八月上旬の高知新聞紙上で発表される。
【写真】警察の不祥事など世相を映した漫画が次々寄せられている(高知新聞放送会館)
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