県東部に位置し、村の面積の90%以上を森林が占める。平家の落ち武者が開墾したとされ、当時は野生馬が出没、足跡が地域一帯に残ったため「馬路」の地名がついたという伝説が残る。
特産「魚梁瀬杉」を産出する森林は日本三大美林の一つに数えられる。千本山(標高1084メートル)には、樹齢300年を超す天然杉林が広がり、「林木遺伝資源保護林」に指定されている。以前は村内に馬路、魚梁瀬の二つの営林署があった。村はこれらの資源の活用を進めようと、第三セクター「エコアス馬路村」を設立。高知市にアンテナショップ「森の情報館」も開設している。
もうひとつの特産品、ユズを生かした馬路村農協のドリンク「ごっくん馬路村」や、ポン酢しょうゆ「ゆずの村」は、全国区のヒット商品。秋に行われる「おらが村心臓やぶりフルマラソン大会」は最大標高差260メートル、手ごたえある山岳マラソンとして知られている。
平成15年1月22日に、市町村合併をしない「単独自立」を宣言した。
【写真】天然の魚梁瀬杉を伐採する様子を見守る魚梁瀬小・中の児童生徒ら(馬路村魚梁瀬)
|