平成17年2月1日、旧・高岡郡葉山村、旧・東津野村が合併して新町「津野町」スタート。「平成の大合併」では県内3例目の新自治体で、17年2月1日時点の合併確定グループを含め、人口規模では最小の合併となった。
旧・葉山村地区は高知市から西へ約50キロの、緑豊かな山里。旧村の中央を最後にニホンカワウソが確認された場所として知られる新荘川が流れる。「葉山」の名はその新荘川に流れる数々の支流が、木の葉脈に似ていることから付けられた。姫野々には戦国時代の土佐の七守護の一人、津野氏のものとみられる城跡もあり、平成9年には城館付近から延長56メートルの堀や国産陶器などが多数発掘され話題となった。
旧・東津野村地区は日本三大カルストの一つ、愛媛県境に広がる「四国カルスト」を仰ぐ地域。その一角にある天狗高原は、石灰石の奇岩やススキ原、放牧牛などとともに雄大な高原パノラマが楽しめ、親子連れやハイキング客に人気だ。さらに県内では貴重なスキー場もあり、冬には高知市などから大勢のファンが訪れる。豊かな自然とともに、神楽や茶堂など独自の文化や、「津野山古式神楽」、「花取り踊り」、「農村歌舞伎」などの民俗文化が現在まで受け継がれ、秋祭りやイベントで見る人を楽しませている。
【写真】平成17年2月1日、産声を上げた高岡郡津野町。新町スタートのこの日、高知県地方は数年ぶりの寒波に見舞われ、門出の町は終日、吹雪のカーテンに覆われた。(津野町力石)
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