アユ漁で人気の奈半利川河口に開け、背後に県内最大の魚梁瀬国有林(馬路村)を控える。野根山街道の起点で営林署と広大な貯木場があり、かつては森林鉄道を使い集めた魚梁瀬杉やヒノキなどを船で関西方面に送り出し、海運の町、商都として栄えた。林業の衰退とともに過疎化、高齢化が進み、平成10年度で営林署は安芸森林管理署に統合された。
近年は林業に代わって水産業の振興に力が注がれており、奈半利港の改修や加領郷漁港に荷さばき所が完成するなど、基盤整備が進んでいる。
平成14年7月に「ごめん・なはり線」が開業。終点の奈半利駅は「だるま夕日が見える駅」でアピールする。後継者不足から空き店舗が目立つ、駅前の商店街の活性化にも期待がかかる。
中芸4町村の合併へ「安田町・田野町・奈半利町・北川村合併協議会」が平成15年4月に発足。同年11月、合併後の名称を「中芸町」に決めた。合併目標期日は17年2月1日。
【写真】幕末には「脱藩の道」でもあった野根山街道(奈半利町)
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